おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

1ドル161円の「円弱」ですが、大ピンチは大チャンスでもある…

2024年06月29日 | Weblog

きょうも晴れ間の広がる午前6時。

気温はただいま14度で、きょうは最高気温30度の予想だ。

まだ6月、この間までストーブ焚いてたのにきょうは30度とはねぇ、、、

ところで、

いよいよ本格的に「円弱時代」に突入だ。

先日の羽鳥モーニングショーでは、ロサンゼルスでハンバーガーとポテトのセットにアイスコーヒーが、日本円にしてなんと約2500円というから驚いた。

さらに、円の実効為替レートは2000年1月→今年5月でマイナス58%にダダ下がり。

しかもこれはG20の国で下から2番目というから情けない。

さらにもっと残念なのは、ニッポン円がドルにだけ弱いのではないってこと。

主要国中“最弱”といわれたトルコリラに対しても、この3か月で約6%の下落だそうな。

ってことで38年ぶりにまたも1ドル160円かぁ~ と悲嘆に暮れていたら、あっという間に161円をつけた。

9月には1ドル163円まで円安になるという。

これでもう1ドル200円時代が視野だ。

もはや貧乏人は海外旅行なんぞに行けませんって話。

その一因は人口減少だ。

いまは約1億2000万人の人口ですが、26年後の2050年には1億500万人と1億人割れ目前。

2070年には8700万人となる予想だから、経済が大好転でもしないかぎり、このままでは「円高になる要素」はまるきりないと言っていい。

とはいえ、悲観してばかりしていては、どもこもならん。

現在約65%の食料品を輸入に頼っているわけで、これはニッポン国の安全保障上の大リスクだ。

ミサイル買わないと防衛上のリスクだとかいう人もいるかしらん。

だけど、食料品の輸入がピタッと止まったら、ニッポン国民は餓死しかねない。

悪いけど道産子は、北海道の食料自給率217%なので、しぶとく生き延びるかもしらんけどね♡

…ってことで話は戻って、

ここは食料の国内受給率を高めないでどうするって話だ。

農水省によると、ニッポンのコメの自給率はほぼ100%という。

これに倣って、ニッポン政府は国策として食料自給率を、一気に7割以上に高める施策にかじを切るべきでしょう。

残念な円弱だけど、これを機に「農政を大転換する大チャンス!!」と捉えないでどうする、ってことだ。

人口減少のおかげさんで1ドル200円はあり得る話になった。

そこから、さらなる円安がこの先数10年も続く可能性だって否定できません。

ここは食料自給率を高める大チャンスにしないと、安いニッポンはちょっと悔しいニセコのおぢなのだった。

シクシク…


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