おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

まっとうなコロナ対策がようやく始動 現職総理を褒めたことなど一度もないけど、ここは褒めましょう

2021年12月25日 | Weblog

午前5時を少し回ったところ。

早起きいたしました。

ただいまの気温はマイナス10度。

きょうは雪の予報で、日中の最高気温はマイナス7度、ご当地はほぼほぼ冷凍庫だぁ~

さて、

オミクロン株の市中感染が、大阪、京都、東京など、あちこちで確認されております。

まもなく第6波ってことでしょう。

感染のスピードがやたら速いのがオミクロン株だそうで、帰省や旅行を中止したりする動きもみられるという。

そんな中、岸田文雄さんは「不安のある全ての方に無料検査を実施できるようにする」と申したそうな。

これを去年から、ずーーーーーと、待っておりました。

とにもかくにも、このコロナウイルスには「無症状感染者」という困った人がいる。

これをあぶり出さないことには感染拡大が止まりません。

「不安のあるすべての人に無料検査」まことにけっこう!!

我が愛すべき凋落のニッポン国も、ようやく国際標準に追いついた。

またこうも述べたそうな。

「危機の時はツーレイト(遅きに失する)、ツースモール(規模が小さ過ぎる)より、拙速、やり過ぎのほうがマシだ」

これまた至極まっとうな発言だ。

まさに危機管理の要諦だ!!

ニッポンの総理大臣、言うことも、することも、トンチンカンでアンポンタンと思ってましたけど、とりあえず岸田さん、言うことはまともだ。

あとは、これをちゃんとやるかどうかに尽きる。

憲法改正とか、コロナ禍で余計なことを言い出すのは、文字通りのタイムリーエラーでムッとするけどね。

「検査と拙速、やり過ぎ」で、ようやくコロナ禍にも明るい兆しが見え始めたような気もいたます。

そんな中、

応援しているベンチャー企業のアスタリスクと、ユニクロなどを有する巨大企業ファーストリテイリングの訴訟が和解したという。

アリのような下町ロケット企業を、象のような巨大企業が、全力でぶっ潰そうというクソっ垂れな話だった。

ようはユニクロで使われている「無人レジ」の特許を巡っての争い。

5月には知的財産高裁が、アスタリスクの特許は有効と判断、ファストリ側の主張を退ける判決を言い渡していた。

なのにファストリは、8件の特許の無効審判を起こし、このうち7件が進行中だったのだ。

訴訟費用は数10億円にもなるから、巨大企業による新興企業への兵糧攻めだった。

象がアリみたいなベンチャー企業を全力で潰しにかかっておったわけ。

おぢはアスタリスクの株を買って応援しておりましたが、急上昇した後は大暴落。

百万単位の含み益は吹っ飛び、十数万にまで減っておりました。

和解の中身はまったく公開されておりません。

これは容易に想像できる。

弱い者いじめとされたファストリがメンツを保ち、下町ロケット・アスタリスクは実を取ったってことでしょう。

ようするに、ファストリは事実上アスタリスクの特許を認め、それに見合うカネを出すかわりに、その内容は一切口外しないってことにでもなったのでしょう。

事実上、アスタリスクの勝利ってことだ。

そんなことでpts(私設市場)でアスタリスク株はストップ高となっておる。

おぢはなんでもかんでも「自己責任」といういまの風潮が大嫌いで、おかしいと思う。

イギリスでは「ゆりかごから墓場まで」国が国民の面倒を見るのが当たり前。

ですけど株だけはまさに自己責任、そこんとこはヨロピクね!!