おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

脅かされる「表現の自由」

2019年08月05日 | Weblog

午前7時です。

あたりは深い霧に覆われています。

気温はちょうどプラス20度。

きょうも最高気温の予想は29度で、晴れ時々曇りのお天気だとか。

木曜日まで雨は降りません。

農家は雨乞いしたい心境でしょう。

暑さも小休止さえありません。

長期滞在中のお金持ちの皆さんのお話では、「ニセコは気温30度といっても、湿度が低いので、本州に比べりゃ過ごしやすい」のだとか。

札幌は7日連続真夏日だそうで、これはタイ記録だ。

暑さにも、寒さにも弱い道産子、そろそろ疲れてまいりました。

さて、

愛知県内で開催中の国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2109」の企画展「表現の不自由展・その後」という催しが中止になった。

理由は、あの「慰安婦を表現した少女像」など、各地の美術館から撤去されたりした作品を集めて展示したら、抗議電話が殺到。

なかには「撤去をしなければガソリン携行缶を持ってお邪魔する」といった卑劣極まるFAXも届いたという。

偏狭な思想のネトウヨの皆さんが恫喝したり、脅迫したりってことらしい。

ケツの穴の小さいことおびただしい。

監督さんも何かと話題の「慰安婦像」を展示するとは、なかなか皮肉で面白いと思う。

ニッポンには「表現の自由」というのがあるわけで、これをちゃんと認めるのが大人社会ってもんだ。

ですが中止となったことで「脅しに屈した感」は否めない。

「物言えば唇寒し」とは、嫌な時代になったものです。