おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

ニセコはまもなく外国になる

2016年12月01日 | Weblog

 

きょうからいよいよ12月、年寄りの決まり文句のようで申し訳ないけど、あっという間の1年でした。

とりあえず、夫婦ともども健康ですので、無事正月を迎えることができそうで、感謝です。

そんな12月1日午前7時の気温は零度。

天気は曇り空、暖かでござる。

きょうはスキー場へ行って、いつものリフト券「フリー30時間券」(2万5200円なり)を買うことにいたします。

大雪の降った日だけスキーに行くことにしておりますゆえ、これで1シーズン楽しめます。

お安いもんです。

ご当地スキー場のリフト券も昔に比べて豊富なラインナップです。

ニセコ全山リフト券に至っては、8時間券に始まり、1日券から21日券まで1日刻みにあるのです。

長期滞在者向けってことでしょうか。

そんなことで、スーパーや街角にも外国人の姿が目立ってきております。

ご当地では、子どもからじじばばに至るまで、すっかり外人慣れしておる。

スーパーの店員さんも身振り手振りで会話しておって、なんともほほ笑ましい。

一方いまどき来ておる外国人はというと、若者の場合はご当地で働きながら、スキーやスノボを楽しむ皆さんだ。

いまはごくフツーの若者ですが、チケットの安くなる春先には、少々ガラの悪いのもやってくる。

そこはいきなり「為替」と関係しておって、さらなる円安ともなれば、その手のあんちゃんが増えたり、円高になると減るみたいなことが起きるのです。

また子連れですらりとした美男美女はたいていお金持ちと相場が決まっておる。

「ナニー」(住み込みで子供の面倒を見る乳母)も連れてます。

ってことで、1泊30万円ともいわれるコンドミニアムにお泊りでござる。

クリスマスが近づくと、クリスマス休暇で大金持ちがごっちゃりやってきます。

セレブさまはスキーがお好きなことになってます。

また冒頭の写真は、無料配布されておる雑誌。

こういうのが何誌か発行されておる。

当然のことながら丸々英語で、中身はもちろん不動産と飲食店情報が中心。

ほかに「local HEROES」(地域の英雄たち)みたいな企画があったり。

「SAKE&CHEESE A match made in heaven」(日本酒とチーズ 天国の組み合わせ)ってな、地元の酒屋さんとレストランオーナーシェフ、チーズ工房の職人の対談があったり。

なかなかよくできておるのです。

そんなこんなで、あたりが完全に外国と化すのも、もうまもなくじゃ。

おぢも深雪が楽しめる。

雪かきはしんどいですけど、ご当地ニセコは一年で一番華やかな時期を迎えるのです。