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おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

BPO委員長が「政治介入にNO」

2015年11月13日 | Weblog

 

午前6時の気温はマイナス3度。

この冬一番の寒さでござる。

ですが雪はまださっぱり降りません。

いいお天気でござる。

豪雪がご当地のウリというのに、どうしたんだろ???

さて、

BPOの委員長がインタビューに応じて「放送法を根拠にした放送への政治介入は認められない」と改めて主張したと、朝日新聞電子版が伝えておる

放送倫理・番組向上機構(BPO)が、NHKのヤラセを糾弾する一方、返す刀で、放送や番組に対する「政治圧力」について異例の政権批判を展開したのは記憶に新しい。

自民党と政府に対するこうした批判に対し、安倍総理や高市総務相は相次いで反論するなど、政府は〝強権政治〟丸出しでござる。

戦前の検閲を想起させる気持ち悪さだわ。

そもそも、放送法が1950年に国会で成立した際の趣旨はというと、「放送番組に対する検閲、監督等は一切行わない」だった。

だからこそ、第三者機関が放送をチェックし、ヤラセなどの問題があれば指摘し、糾弾してきた。

そこに政治がごちゃごちゃ言ったりして、介入なんぞはしないのが、「成熟した民主主義」ってもんだ。

安倍総理や高市総務相が、第三者委員会であるBPOに反論するなどは、言論の自由に対する露骨な介入じゃ。

ヒラメのように上の意向ばかりを伺いながら番組をつくることになっては、放送の現場は委縮し、放送そのものがおかしなことになる。

政治権力からしっかり独立した組織が、放送の自由を守り、ヤラセその他の問題があれば指摘するという、いまのBPOのあり方になんの問題もない。

政府の余計な口出しはまさに戦前の検閲そのもの。

極右のお子ちゃま総理は、どうやらそこに回帰したいのか知らんけど、そうはイカキンでござる!!