おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

おコメを食べましょうよん!!

2008年12月20日 | Weblog

午前10時の気温は、な、な、なんとプラスの4度。
昨夜から今朝にかけては、ざぁざぁの雨だったり、みぞれだったり。
ざぁざぁ、バラバラと大きな音のする、うるっさい夜でござりました。

きょうは朝早くから蘭越町へ出かけたのですが、路外に逸脱したクルマが1台、カーブで正面衝突した車が2台と、あちこちで事故続出でござりました。
こう暖かいと、路面がべちゃべちゃに濡れてるので、ブレーキがさっぱり利きませんです。

ご当地は、午前中危ないことになってますぞぉ。
日中、もう少し暖かくなると路面の雪も完全に溶けて、安全になるのですがね。

それにしても、12月も半ばというのに、変な天気じゃ。
スキーファンにはとっては、どうにも情けない冬でござります。
シクシク…

蘭越町では、仕事のついでに農家からおコメを買ってきましたです。
らんこし米の「おぼろづき」ですよぉ~ん!!
悪いけど、味は「こしひかり」「ササニシキ」を完全に凌駕しましたね。
科学の勝利か、暖冬の影響か、かつて「やっかいどう米」と言われた北海道米は、いまやブランド米の仲間入りでござります。

なかでもらんこし米は、チョーブランド米に成長いたしました。
札幌では東急関連のストアで売ってます。
らんこし米についていえば、関西方面のほうが有名かもしれません。
北海道内では、まだまだ「灯台下暗し」状態。
道内一のブランド商品なのに!!もっと知名度上げないとねぇ。

こうなるともう、本州の怪しいおコメなど買ってはおれませぬ。
それに今年は、北海道米全体が、たんぱく質の量が少なく、ここ10年来の美味なのだそうじゃ。
たんぱく質の量の多少がうまさを決めるので、少ないのが、よいのだそうですよ。

今回は、ちょいとしたご縁があって、蘭越町の農家と知り合い、10キロ買い求めました。
残念ながら、今回買った分が最後で、今年はすでに「おぼろづき」は完売しちゃったのだそうです。

来年は、二人で1年間食べる分、60キロほどを予約することにいたします。
知ってるお方の作ったおコメってのは、なんか信頼感が違います。
らんこし米は、倶知安町内で10キロ=4300円前後、蘭越町内のお米屋さんで10キロ=3900円でした。

農家から直接買うのでこれよりは安いのですが、それでも昔に比べたら高くなりました。
当たり前だけど、おいしくなったので、農家も強気なのです。
「おいしい農産物を作った農家が豊かになる」、って当たり前のことだけど、まことにいいことだと思いますです。

多少高いとはいっても、我が家ではせいぜい年間60キロしか食べません。
仮に10キロ4000円として、2万4千円。
主食の費用が年間3万円以内で済むんですから安いものです。

ですから、もっと戦略的にコメの消費拡大を考えないとダメだと思うけど、役人には無理だね。
彼らにに任せておいたら、省益以外に頭は使わないだろから、ここは政治の力だと思うけど、このままじゃそれも無理か…

できることはといえば、市町村レベルで、もっと学校給食に積極的に導入して、週5回すべてコメの給食にすべきでしょう。
なにせ自給率100%はおコメだけなのだから、これが自給率拡大へ向けたスタートライン。
おコメ大好き、おにぎり大好きのちゃんとしたニッポン人を育てて、目先食料自給
率をせめて50%にしないとねぇ。
どもこもならんでしょぉ、と思いますです、ハイ。