おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

総総分離で小泉再登場!?

2007年07月31日 | Weblog


日刊スポーツによると、総総分離で安倍総理、小泉総裁って話があるのだそうだ。
細川政権で、節操なく社会党と連立して政権を取り戻した自民党らしいアイデアで、呆れてしまいますです。
権力は美味しいのね。
昔の名前で出てくるとしたら、小泉あんちゃんもホントにおバカでござります。

もっとも、民主もこのままではどもならんので、衆院選ではナンミョーとつるんで、自民を政権から放り出すこともありそうでござる。
権力闘争とは、まことに凄まじい。

問題は、1940年から続く事実上の官僚支配を、この国が脱却できるかどうかだと思いますです。
優秀な官僚を使いこなせなかった、いや、もたれあってきた自民党のパターンから脱却できなければ、民主党が政権を取ったって意味ありませんね。

年金問題で言えば、掛け金を「広報」「アルバイト代」などなどに流用できるシステムを残したままの今回の自民党の法案を葬り去れるかどうか、それができなきゃ、民主党もどうにもなりませぬ。

消費税でいえば、20%でもいいのです。
だけど、欧州並みに「食料品」「家賃」「電気」「水道」など、生きていくための最低限のところには課税しない、セーフーティーネットが必要でしょう。
ニッポンが98%の貧乏人と2%の大金持ちのアメリカを目指すなら別ですがね。

かつて総中流と言われたニッポンがいいのかどうかはわかりません。
だけど、ごく一部の大金持ちとその他大勢の大貧乏が正しいとは思いませぬ。
金持ちはもっと儲けてもいいのです。
ただし、敗者も餓死したり、ホームレスにならんようにするのが政治ってもんじゃろ?

いずれにしても、同じ政権が50年も続いているチョー異常事態は、変えないといけませんね。
江戸時代じゃないんだからさ。