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かたや、日本の政治

2017-07-04 | ニューストピック


https://mainichi.jp/senkyo/articles/20170704/k00/00m/010/132000c
自民幹部、メディア攻撃 制御できず、いら立つ?
毎日新聞2017年7月4日 08時30分(最終更新 7月4日 08時30分)

選挙
2017 都議選

政権幹部のメディア批判発言

 自民党の劣勢が伝えられた東京都議選の終盤以降、安倍政権の政権幹部らから報道機関を威圧するような発言が相次いだ。逆風へのいらだちをあらわにした発言の背景には、権力者のおごりがあるとの指摘も出ている。

<安倍首相インタビュー>改憲行程変えず 都議選「緩みに批判」
<街頭演説で激高の安倍首相>菅氏、いつもの口調で「問題なし」
<愛知知事が明らかに>「総務相の恫喝に屈しなかった」
<都議選>民進、敗北棚上げ 「政権批判できるか」の声
<都議選一夜明け>自公が関係修復に躍起 国政に影響懸念も

 自民党の二階俊博幹事長は、毎日新聞などの世論調査で厳しい選挙情勢が伝えられた後の先月30日、国分寺市での応援演説で「我々は金を払って(新聞などを)買っている。そのことを忘れてはだめだ」と主張。さらに「落とすなら落としてみろ。マスコミが選挙を左右すると思ったら大間違いだ」と、政権を批判する報道機関を威圧するかのような発言をした。

 選挙戦最終日の1日、世田谷区で応援演説した麻生太郎副総理兼財務相は「マスコミは言っているだけ。責任は何も取らない。しかも、情報が間違っている。そんなものに金まで払って読むか」と攻撃的な言い回しで持論を展開した。

 下村博文自民党東京都連会長は2日夜、自民大敗の情勢を受け、インターネット番組のインタビューで「都民の自民に対する怒りだったと受け止める」と答えた。一方で、自身の政治資金を巡る疑惑を週刊文春に報道されたことに触れ「事実だけを書いてほしい。書かれた側は被害者になるわけで、ペンの暴力には断固抗議したい」と述べた。

 岩渕美克(よしかづ)日本大教授(政治学)は、こうした一連の「メディア批判」に対し、「自民党の焦りの表れだ。国政への批判が選挙に影響を与えかねないため、『メディアは疑惑を打ち消しているのに報じない』と責任を押しつけようとした」と指摘。「権力者は自らを監視するメディアをコントロールしようとする。思うようにコントロールできないことへのいら立ちもあっただろう」と話している。【川名壮志、渡辺暢、青島顕】

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