83年の歴史、17年前の移転決定、築地市場は豊洲市場へと移転する。東京都の移転日程が右顧左眄する中で築地のブランドは海外にまで浸透していた。11日に豊洲に移転をしてそのまま受け継がれるだろう。世の中が推移している。政治にその変化がすぐにも現れることだろう。この国の形が変わろうとしている。どういう形であったのか、小説家の捉えた国家は国体の残存であった。国体はくにのかたちであったか。天皇制と近代国家で作り上げた体制は150年、実質における天皇象徴体制はその80年近くである。この国の形が変わるということは天皇制が変わることではない。近代になって国家の取った道は、古来、変わらないところである。それでは、何が変わろうとしているのだろう。民主社会であり、市場の自由経済であり、自立独立の模索である。それは民衆に浸透してきた。そこに体制の変化が現れる。民意が明らかにしつつあることがある。その行く末には半世紀先の日本国家があるだろう。
さらば「日本の台所」 83年の歴史に幕
毎日新聞2018年10月6日 11時06分(最終更新 10月6日 12時07分)
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築地市場最終営業日、生鮮マグロの最後の競りを前に品定めする仲卸業者たち=東京都中央区の築地市場で2018年10月6日午前4時55分
世界最大級の魚市場を有し「日本の台所」と呼ばれてきた東京都中央卸売市場築地市場(中央区)が6日、最終営業日を迎えた。水産・青果の卸売場では最後の競りがあり、惜しまれながら正午で取引を終えた。移転先の豊洲市場(江東区)は5日後の11日に開場し、83年の歴史が刻まれた築地市場は解体される。
https://www.benricho.org/koyomi/24sekki.html#35
寒露
かんろ 10月8日頃
二十四節気と七十二候
(明治11年版)九月
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節
朝露も一段と冷たく感じられ、秋が深まってくる頃。朝晩は寒気さえ感じることもあります。
[暦便覧]
陰寒の気におうて(合って)、露つゆむすび凝らんとすればなり
[放送などでの慣用的表現]
きょうは、二十四節気の一つ「寒露」です。暦の上では、朝露も一段と冷たく感じられ、秋も深まってくる頃とされますが、きょうは平年より気温の高い一日となりそうです。