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発表会

2017-12-17 | 木瓜日記





武士の一分
2006年12月17日22:37

おのれの意地と見せた、一太刀に
目が見えなくとも
気配が見える
ともに死す

必死をもっていく
よく出来たドラマツルギーなんだが
一分がわからない
番頭も一分を立てた?

だまされての果し合い
それを間違いじゃッた、とな
あとをつけたのも、まちがい
どういう掟か



余録:師走が深まったせいでもないだろうが…
 師走が深まったせいでもないだろうが、耳を疑うニュースが続いている。国民1人当たりの「富」では日本人が18万1000ドル(約2000万円)で世界一--国連大学の世界経済開発研究所(ヘルシンキ)が行った「世界の富の分布」調査でこんな結果が出たそうな
世界中の家計の富(00年現在)を購買力平価ドルに換算すると125兆ドル。1人当たり平均は2万6000ドル(約300万円)になる計算で、国別では日本人が米国や英国を大幅に上回ってトップに躍り出た。「失われた10年」や「格差社会」など何のその、日本人の富は世界平均の約7倍だ
最底辺のコンゴ民主共和国(180ドル)やエチオピア(193ドル)とは1000倍もの差がある。全体では世界の富の半分がわずか2%の人々独占されているという。地球大の格差ははるかに重症らしい
だが、待てよ。日本国内でも仰天ニュースが相次いでいる。政府主催のタウンミーティングで税金が湯水のように浪費されていたり、増税を論じる政府税制調査会のトップ(大学教授)が税金でまかなう格安の公務員住宅に愛の巣を提供されていたりする
現実の日本では、格差社会の是正も進まず、貧しさから犯罪に走る人々の不幸が連日のように報じられている。そんな世相を目にすれば「シンジラレナーイ」の声が出てもおかしくないのが実感ではないか
なるほど、そうだったのか。さすがは世界一の富を誇る国民だ。太っ腹で、たいがいのことには動じるはずがない。政府も、自分のものでもない国民の富の上にノンビリとあぐらをかいてもいいと思っているに違いない。そうとでも考えなければ、ニッポンの豊かさや「美しい国」を掲げる為政者の不思議さは説明ができない。

毎日新聞 2006年12月17日 東京朝刊

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