師走の発音はシワスとなったハ行が転じた呼、テンコ音を連想して、しはす と読むとどうか。一日には月が立つというから、ツキタチ k音脱落である。
しわす しはす しはつ しはせ、しはてる と日本語の連想が働くと、し 師 馳す 仕 果つ というふうに、そして、師 はつ と、果てる のブラックジョーク、命が尽きるほどに忙しかった!そこでさらに、冗句に、本来は死に果てるでなくて、し果てるだから、為果、仕果とは、やりとげる やりおえる 事をなし終えることになる。しはてる しはたす しはて となってしまうと、ついには、
>浮世草子・傾城色三味線(1701)京「あいつ今の間に身代つぶす仕果(シハテ)也」
となるか、
>虎明本狂言・因幡堂(室町末‐近世初)「かせぎまらしたらば、しんだいもよふなりまらせうが、いままでの女めが、みなしはたひてござる」
と見えるのは、いかが。用例は日本国語大辞典より。
なんぎしはてるよのう・・・
俗説にもならぬごたくには、御託、もったいぶって自分勝手なことをくどくどと言いたてて、令和4年の暮れになるもの思いがある。