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形態論を

2017-06-21 | 日本語教育
記述文法をどうとらえるか、日本語文法をどう見るか、まして、日本語教育文法をどうするか、それは言語学の文法論議のスタートにあるイロハである。
その議論についての視点が一致しなければ、立場が動くので議論にならないのである。

そういう便宜主義にあると、教育文法をどうしようとするのかと、そこに研究会の究極を置くこと自体は、そんなものだと了解されよう。

しかし、そのなかで、アスペクト形式、ている、ていた を、例とする話題に、る た の対立などというのも、形態を便宜に言うに過ぎないので、そこに、形態を分かった話か、根本的になにか違っているんじゃないかと、思わせてしまう。

たとえば、ている ていた を分析して、「てい」(アスペクト)+「る/た」 とすることなどである。

>このうち、「てい」(アスペクト)+「る/た」(テンス)の組み合わせと考えられるのは、「基本用法」と呼ばれる「進行中」と「結果残存」だけです。  
https://webmail.sso.biglobe.ne.jp/service/home/~/%E3%82%AB%E3%82%AA%E3%82%B9140125%E5%8E%9F%E7%A8%BFver4.pdf?auth=co&loc=ja&id=291969&part=2

という説明に、はたと考え込んでしまう。

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