1010 並びにあわせて記念日を体育の日とか言った。いまそれは週末からの連休になっている。ハッピーマンデーの祝日として毎年日がずれるので、まさに幸せな月曜祝日とカレンダーの上でそうなる。シャワー入浴から湯を張る風呂に切り替える。明け方も下着に長そでシャツがいるようになった。一時の気温変化、寒いと言い出すからそんなももんだ、どんなもんだか。
文句とは、もんく と読むから、語はいつごろからか。前にもブログで書いている。このページであったか、読みように、ぶん く ではなくて、検索トップの語の解説を見てみるに、その語義の掲出には面白いことに、文章中の語句とある。
>Oxford Languagesの定義 · 詳細
もんく【文句】
1.(文章の中の)語句。また、歌詞。 「決まり―」
2.言い分。苦情。 「―なしだ」
「文句」を次の言語に翻訳:
英語 noun 1. complaint 2. phrase
もう少し見ていくと、文言 もんごん というのはどうか。ぶんげん と、中国語風になる語で読むこともあるので、用例は古い。願文 がんもん というのがある。がんぶん とは読まないから、文選 もんぜん というアンソロジーに思い至る。これもまた、ぶんせん とすることはない。
字書の引用を見ると、初出の実例とわざわざ書くは、注意が気になるところ、宋の時代史であれば1345年の史書と見えるから。しかし、法華文句 ほっけもんぐ という用例もある。字通になると、文章、章句と解説する。文彩の意による。
精選版 日本国語大辞典 「文句」
>文章中の語句。文言(もんごん)。
[初出の実例]「十軸の文句、たとひ偽なりとも」(出典:正法眼蔵(1231‐53)転法輪)
[その他の文献]〔宋史‐許将伝〕
文句をつける、とかが、不平を言うようになったのは明治時代以降のことか。歌詞もそのようであるが、「壮士節の文句(モンク)」前出、日本国語大辞典、というのが、ふしまわしなのか、面白い言い方である。