現代日本語百科   けふも  お元気ですか

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ひと 人間 人類

2018-12-02 | 日本語百科
1年前の記事に、ひと を書く。日本国語大辞典を改めて引く。そこに、人、人間、人類、それぞれを検索する。語の用法で例を万葉集のころのものでみる。項目分類の分け方は日国大にしたがう。人と書き、ひと と読む。文字を入れて、側身形をかたどるようである。字通には、さらに訓義 [1] ひと、人間。 [2] 人民、国民。 [3] 他人、ある人。 [4] 人となり、人がら、人わざ。 [5] 仁と通じ、さね。 古辞書の訓 〔和名抄〕人民 日本紀私記に云ふ、人民、比止久佐(ひとくさ)、或に云ふ、於保无太加良(おほむたから) 〔名義抄〕人 ヒト・ワレ・サネ・マホル・ユク/人等 ヒトドモ/盜人 ヌスビト/毛人 ヱビス/白人 シレモノ/五人 イトリ/眞人 マフト/人參 カノニゲグサ 〔字鏡集〕人 サネ・タミ・ワレ・ユク・マホル・ヒト   のように、記述する。 . . . 本文を読む

聴こえるかな

2018-12-02 | 木瓜日記
暈けのボケである所以は木瓜日記につぶさに惚けたことを呆けることにある。いつのころからか、聴力が衰えて、それは健康診断においては聴力数値に異常があるものではなく、加齢とともにあらわれたことで、耳鼻科を自らたずねてみても特段の検査にも治療にもならなかった。しかし、いまそれがどうだったか、悪くなったのが分かる。早い時期の記憶でいえば、教室の防音設備の悪さに音の反響に耐えられなくなったことがあった。それはまた、会議の声量が届かず、ワンワンとする物言いに、何を言っているかを耳をそばだてて聞いていて、やはりその言わんとする内容がつまらなくて先読みをした聞き取りになってしまったことがあった。つまり、何をかいわんや、言わんか、いわなくてもわかってしまうことになって、耳がきこうとしなくなる。いってみれば、テレビドラマもセリフを聞かなくてもうよくなってしまうたぐいであるから、これはいけない、大変だぞとばかり、日常には何ら差支えがないところで、耳のボワンというのを、通院して検査し、点滴で調整をするようなことが半年あったが、どうにも改善しなかった。それで、あきらめて、ある高さと、ある低さが、耳に反応しないと割ったのであって、モスキート音はもとより、若い声にも、とくに悪い反響の中での発言には聞き取りに苦労をしていた。それをふつうにみれば、会話していて、なんにもわるくないのである。 . . . 本文を読む