司馬遼太郎がドナルド・キーンに「日本語のお母さんと言う言葉は何時頃から始まりましたか。」と聞かれたそうだ。司馬は「明治の初年だと思います。」と答えたそうだ。文部省が作った言葉でお父さんと言う言葉も役所が作った。この「おかあさん」と言う言葉が国語の教科書に載ったとき山の手から学校に怒鳴り込んできた母上がいたそうだ。おかあさんがおっかさんに聞こえて下品だと言う事だった。大野晋の説明によればおっかさんは元は「おかたさま」でおっかさまとなりおっかさん、おっかあとなり、そこからお母さんと言う言葉を作ったのだそうだ。「父」は「てて」とも「とと」とも言い、「おととさん」がつまりおとっつあん、つぁんは品が良くないとお父さんと言う語が出来たのだそうだ。
司馬遼太郎がドナルド・キーンに「日本語のお母さんと言う言葉は何時頃から始まりましたか。」と聞かれたそうだ。司馬は「明治の初年だと思います。」と答えたそうだ。文部省が作った言葉でお父さんと言う言葉も役所が作った。この「おかあさん」と言う言葉が国語の教科書に載ったとき山の手から学校に怒鳴り込んできた母上がいたそうだ。おかあさんがおっかさんに聞こえて下品だと言う事だった。大野晋の説明によればおっかさんは元は「おかたさま」でおっかさまとなりおっかさん、おっかあとなり、そこからお母さんと言う言葉を作ったのだそうだ。「父」は「てて」とも「とと」とも言い、「おととさん」がつまりおとっつあん、つぁんは品が良くないとお父さんと言う語が出来たのだそうだ。
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