Oh, when the saints go marching in,
Oh, when the saints go marching in,
Oh, Lord, I wanna be in that number,
When the saints go marching in.
「聖者の行進」と言う曲名で知られるこの歌は黒人霊歌と言うジャンルの曲で大学時代男声合唱団で歌った事がある。この歌はsaintsからサンタクロースを連想させクリスマス次期に良く聞かれると言われる。が私はこの曲からクリスマスやサンタクロースを連想したことはない。saintは聖者や聖人の他に通常複数形で、天国に行った人や死者を意味するため、もともとは葬式に使われていた曲だった。「死者が行進を始める」が原題だったそうである。にも拘わらず明るい楽しい曲になっているのは黒人達が奴隷制度の中、苦しい生活から死によって解放され、喜びに満ちた天国に生まれ変われるからである。
この世は苦であると釈迦は言ったそうだ。この世から極楽に往生する喜びを歌っている。浄土真宗にもこの曲は通じるものがあるようだ。
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