読書など徒然に

歴史、宗教、言語などの随筆を読み、そのなかで発見した事を書き留めておく自分流の読書メモ。

米小学校銃乱射事件の衝撃―「ホームスクール」に関心高まる

2013-01-26 09:35:25 | 教育
人も自然も神が創ったものだと言う聖書の教えを学校で教育しない事を理由に自分の子供は
学校に通わせず、自分の家で教育すると言う話は聞いた事が有ったが、度重なる銃乱射事件
でも、また、ホームスクールの考えが増えていると言う。

東部コネティカット州の小学校で幼い子供20人と大人6人が射殺されるという惨事が起きてから1カ月がたった。

 事件当日は、混乱のなかで刻一刻と変わる恐ろしい情報に心が引き裂かれそうになりながら、近くの学校に通う自分の子供達をすぐにでも迎えに行って抱きしめたい衝動に駆られた。

 いつも通り学校に送り出した子供が、いつも通り帰って来ない。そんな理不尽な現実が起きているなかで、就学前の娘を持つイリノイ州在住の友人のフェイスブックへの書き込みが目に飛び込んできた。

 「私の娘はホームスクールで育てる」

 公式な調査はまだ行われていないため正確な数値を把握するのは不可能だが、様々な情報を集めると、オンラインスクールやホームスクール支援団体への問い合わせが急増するなど、悲惨な銃乱射事件の発生を機に、米国ではこの母親のように在宅教育を検討する親が増えているようだ。

 ホームスクール(homeschool)は、ホーム・エデュケーション(home education)やホーム・ベースド・ラーニング(home-based learning)とも呼ばれ、子供を学校に通わせずに自宅で教育する教育形態だ。日本ではまだあまり馴染みがないが、米国では法的にも社会的にも認められている。

 全米家庭教育研究所(NHERI)の統計によると、米国のホームスクール人口は2010年時点で200万人を超え、就学期の児童の3.8%を占めた。割合としてはまだ小さいが、公立・私立学校の児童数が2007年から2010年にかけて年間約0.6%しか増加しなかったのに対して、ホームスクール人口は年間約7%以上の勢いで伸びているという。


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