読書など徒然に

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米国でもシニア世代の人口増ペースが最速

2011-12-04 09:20:30 | 新聞
今回公表された国勢調査で、米国でもシニア世代が人口区分のなかで、最大かつ増加ペースが最も速いことが明らかになった。こうした人口動態の変化は、消費行動から医療費まで、あらゆる項目に影響する。
イメージ Bloomberg News

 米国の65歳以上の人口は2000年から2010年の10年間に15.1%増加し4030万人となった。全人口に占める65歳以上の割合は現在13.0%と、2000年の12.4%から上昇した。また、米国内の100歳以上の人口は5万3364人と、2000年時点から5.8%増加した。

 また、米ブルッキングス研究所のウィリアム・フレイ氏が実施した調査によると、人口全体が高齢化しているものの、全米でその様相はまだら模様だ。州別でみると、予想通り、フロリダ州が全体の人口比での65歳以上の締める割合が17.3%と最大。ウエストバージニア州(16.0%)とメーン州(15.9%)がそれに続く。一方、65歳以上の人口が州の全人口の10%に満たない州は、アラスカ州(7.7%)とユタ州(9.0%)のみ。

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記者: Conor Dougherty