読書など徒然に

歴史、宗教、言語などの随筆を読み、そのなかで発見した事を書き留めておく自分流の読書メモ。

狂歌が詠めたら

2011-01-08 09:55:53 | 読書
江戸時代のある年の元旦のこと、掃除に使った雑巾を女中さんが
床の間に置き忘れ主人に叱れていた。そこに居合わせた大田蜀山人は
こんな狂歌を作って女中さんを助けた。
「雑巾も当て字で書けば蔵と金、あちら拭く拭く、こちら福福」
狂歌が詠めれば人助けになる事も。