読書など徒然に

歴史、宗教、言語などの随筆を読み、そのなかで発見した事を書き留めておく自分流の読書メモ。

どこからが宇宙

2009-09-01 09:41:06 | Weblog

「珍問難問 宇宙100の謎」 福井 康雄¥ 1,400 東京新聞出版局と言う本が有るそうだ。私は読んでいないが宇宙についての疑問に専門家が答えた本であるらしく、その本の
感想をメルマガで書いている人がある。
以下にその抜粋をコピーさせて貰った。
「インターネットで寄せられた宇宙の疑問、質問に、天文学者、科
学哲学者、研究家が回答したもの。質問は、素朴なものから専門
的なものまで多種多様だが、答える方はとても誠実、丁寧だ。」
と言う評論で宇宙に対する一つの質問とそれに対する答えを紹介している。
「どこからが宇宙なのですか。」に対し
「これは私も常々気になっていた疑問だ。聞いた人、エライ!」と感想を述べ
「回答。あなたがいる場所も宇宙なのです。」と答えを紹介し、でも、質問者の意図す
る宇宙は「地上からどれくらい上昇すると宇宙なのか」ということでしょう。」とメルマガの著者の疑問も書いている。
私の答えは地球も宇宙の中にあり、従ってどこからが宇宙だとは言えないだろうと言う
事だ。答えるとすれば、それを前提にした上での答えが必要なのではないかと思った。
ところが、「それに対する答えは、はっきりとした定義はまだない」としながら
「一般的にはスポーツ組織(!)である国際航空連盟が定義した、地上から100キロメートルの地点だと考えられます。」と言う。
この答えもどうかと思った。
現実に宇宙空間と言う言葉は使われており、どこからが宇宙なのかと言う疑問はあること
だろう。