読書など徒然に

歴史、宗教、言語などの随筆を読み、そのなかで発見した事を書き留めておく自分流の読書メモ。

江戸城内テロ

2009-09-09 09:13:17 | 歴史
江戸城内での刃傷事件は、あの浅野内匠頭が松の廊下で吉良上野介に切りつけた事件を含め四件有るそうである。
一件目は三大将軍家光の時代の寛永五年(1628)目付、豊島明重が老中、井上正就(まさなり)を刺殺した事件。
二件目は将軍綱吉の時代の貞享元年(1684)若年寄、稲葉正休(まさやす)が大老、堀田正俊を刺殺した事件。
三番目が同じく綱吉の時代のこの元禄十四年(1701)の浅野内匠頭が吉良上野介に切りつけた事件。
四件目が天明四年(1784)旗本の佐野善左衛門が若年寄の田沼意知(おきとも)を斬殺した事件である。
吉良以外は全部死亡している。