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日高義樹のワシントン・リポート

2008-09-21 19:36:10 | レポート
 「オバマは再び人気をどう取り戻すか」「ディベートに勝つしかないが難しい」
「オバマはなぜ勝てないか」と題してダン・クエール米元副大統領(写真下)に聞く(第4,5部)。

○第1部 オバマ人気はいつまでつづくか
○第2部 共和党はどう戦うか
○第3部 次の大統領はマケインか

 以上の第1,2,3部を日高義樹は今までの民主、共和両陣営の大統領候補戦の模様を各ニュースフラッシュや各代議員のインタービューを交えてレポートした。
 バラク・オバマとヒラリー・クリントンとの執拗な戦い、小差で得た地位もクリントンの副大統領候補拒否でヘーゲル/バイデンに、コロラド州デンバーにおける民主党全国大会におけリベラリストたちの熱狂振り、何をオバマに賭けるのか。
 一方共和党は立ち上がりに少し遅れを取っていた海軍パイロット上がり、ベトナム戦争で5年の捕虜を経験したジョン・マケインは今度副大統領候補にアラスカ州知事サラ・ペイリンを指名した。その若さと新鮮さの驚きはミネソタ州セントポールの共和党全国大会を熱狂の渦に巻き込んだ、朴訥な農業で知られるミネソタの人びとはペイリンの家族紹介、中絶や宗教の主義主張にもろ手を挙げて賛成している。そしてマケインは『アメリカとアメリカ国民のために戦う』と叫んだ。

○第4部 なぜマケインは強いのか

・共和党大会がうまくいって、マケインの人気が急上昇した。
・オバマが盛り返すには、ディベートで決定的に勝つしかないが難しい。
・オバマ/バイデンのチケットは歴史上最も左寄りでアメリカ人の好みではない。

○第5部 日米関係はこれからどうなる(米国は日本になにを望むか)

・日本に強い政府が出来て、世界経済を活性化して欲しい。
・日本は軍事力を強化すると同時に外交にも力を入れてほしい。
・中国は政治を改革しなければならない。
・北朝鮮が核兵器を持てば、日本も核装備をするだろう。


 アメリカの大統領選挙は過去の経験によると、10月/中旬に人選がかたまる。私は今のところマケインが勝つと予想している。今の世界の国際情勢から見れば、オバマは政治的手腕や経験が少ないと見られている。
結論として2008年の大統領選挙はマケインが勝つ。


次回の放送日は10月19日(日)米中両海軍が太平洋を支配する~キーティング太平洋軍司令官に聞く。

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