昨年12月の関西入りは、20日京都から新幹線で帰ったのですが、
丁度、毎月20、21、22日の3日間のみしか販売されない、
笹屋伊織の、どら焼きに遭遇し、
お土産屋さんの店員さんにお聞きしたら、
「紅茶にとても合うんです~」と、
こちらが聞いたわけではないのに、
その後も、紅茶に合う事を強調なさっていて、
何かご縁がありそうな気がして、購入しました~
竹の皮に包まれていて、
どんなだろう~と、初めてだと、興味深いです~。
何しろ、これに、どら焼きなるものが包まれているわけですから~(苦笑)
このお菓子の始まりですが、
江戸時代末期に、五代目の頭首の笹屋伊兵衛が、
東寺のお坊さんから、「副食となるお菓子を作ってほしい。」との依頼を受けたとか。
そこで伊兵衛は、お寺でも作れるようにと銅鑼(どら)の上で焼く事を思いついたと言う事。
秘伝の薄い外皮となる生地を、熱した銅鑼の上で焼き、棒上に形作った漉し餡を乗せ、
くるくると、巻き寿司の要領でしょうか~、巻き込んで行き、棒上にし、
それを竹の皮で包みます。
竹の皮は、抗菌の働きかけをしてくれ、
食品を保存するのに良いという事。
そして、切り分けの際、竹の皮ごと、カットして、
あまり手を汚さずに食べられるようにと考えてあるそうです~。
忙しいお坊さんの副食である事を考えての事だと・・・。
中身は、もっちりした記事の独特な食感、程よい甘さで、
何となく中の漉し餡の風味が、丁稚羊羹にちょっと似ていた気がしました~。
・・・このどら焼きが誕生して以降、逸品の味は、
たちまち町中の評判となったようです~。
ですが、このどら焼きは、手間ひまかかるお菓子なので、
弘法大師様の、月命日である21日のみ販売されるようになり、
東寺ご参拝の方々が、お土産となるように、作ったようです~。
現在は、販売は、毎月、20,21,22日の3日間になったようです~。
皆様ももし遭遇したら、
1度お試しになられても良いかも~
勿論温かい日本茶との相性は、good、
温かいストレートの紅茶との相性も、goodです~
*冷たいままでも、温めても、美味しくいただけるようです~