明治時代に、美術運動の指導者であり、文明思想家であった岡倉天心と言う方が、アメリカに渡り、欧米の方々に向けて、英語で「茶の本(The book of tea)」を執筆し、茶道を通して、日本の文化論を発信したそうです。
茶には、日本文化、伝統的な東洋文明の精神が凝縮されていると考え、茶の歴史やその背景にある哲学、茶が生み出した芸術や美意識等、さまざまなものをテーマに、語られている、奥深い本のようです。
その中には、「平和主義」の思想も語られているようです。
身分の上下をなくし、集まった者が、同じ空間でお茶を飲むひととき、この時間を大切に過ごす・・・、一期一会。
今年もお茶の先生から、年賀状が来ていて、90歳を超えられていますが、お元気にお過ごしと察し、嬉しく思います。
幼い頃に習っていて、又20歳以降に、再び先生に習っていた事があります。
この岡倉天心と言う方の考え方・・・、お茶の先生から学んだ事と通ずるものがあるなとふと思いました。
茶道を極めている方は、お茶の点て方うんぬんの先にある、精神的な世界も確立していらっしゃるんでしょうか。
お手前の練習が終わった後に、先生と色々とお話をしたりする時間もありましたが、
おもてなしの心と感謝の気持ちを忘れないようにと教えられていたような気がします。
座禅を組んでいるわけでもないのに、ものすごく静寂が心地良く、精神が無の世界に入るみたいな、独特の空間が、茶の世界にはあるように思います。
お茶から学ぶ事の奥深さを常に感じています。
これからもお茶を通して色んな事を学んで、素敵な事を発信して行きたいなと思います~
*本日デイジーパパは、テニス仲間9人で、新年会です
今日は風がきついのに、昼からずっとテニスに行ってましたが、夕方いったん戻って来て、新年会へ行きました。
仕事ハードなのに、このパワーはどこにあるのか・・・、何はともあれ、元気が一番ですよね~