本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

今や政・官共に狐狸同然である。

2007-06-24 19:01:38 | 社会
沖縄戦終結から62年、平和祈念公園で追悼式

 沖縄は23日、「慰霊の日」を迎えた。多くの住民を巻き込んだ沖縄戦の組織的戦闘が終結してから62年。最後の激戦地となった糸満市摩文仁(まぶに)の平和祈念公園では正午前から、「沖縄全戦没者追悼式」(沖縄県主催)が開かれ、安倍首相、仲井真弘多(なかいまひろかず)知事、遺族ら約4500人が参列した。

 今年の式典は、高校教科書検定で住民の集団自決に「日本軍の強制があった」とする表現が削除・修正されたことへの反発が広がる中で開かれた。仲井真知事は平和宣言で、「沖縄戦の真実の姿を次の世代に伝え、その教訓を生かすことを胸に刻み、平和の実現に努力することが求められている」と訴えた。

 首相就任後初めて出席した安倍首相は、あいさつで「活力ある自立型経済の構築と豊かな県民生活の実現に全力で取り組む」と誓った。基地負担軽減については「県民の切実な声に耳を傾け、在日米軍再編を着実に推進する」と述べた。
(2007年6月23日13時58分 読売新聞)

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 教科書問題、批判と不信 戦後62年沖縄『慰霊の日』

2007年6月23日 東京新聞夕刊

 沖縄戦の終結から六十二年。「集団自決」への日本軍関与の記述を削除した教科書検定が論議を呼ぶ中で「慰霊の日」を迎えた沖縄で二十三日、安倍晋三首相らが参列し、恒久平和を願う「沖縄全戦没者追悼式」が営まれた。 

 最後の激戦地となった沖縄県糸満市の平和祈念公園で、安倍首相は「沖縄の方々が筆舌に尽くし難い苦難を経験したことを私は大きな悲しみとする」とあいさつ。沖縄県の仲井真弘多知事は「沖縄戦の真実の姿を次の世代に伝え、その教訓を私たち一人一人が胸に刻み、平和の実現のため日々努力することが求められている」との平和宣言を読み上げた。

 ことし式典が五十回目を迎えたのを機に、会場は従来の菊の花を飾った祭壇を一新。新たにサトウキビ畑をイメージした三百四十本の白い紙筒が設置された。

 沖縄戦をめぐり、ことしの教科書検定で日本軍が「集団自決」を強制したとの記述が一斉に削除されたことから、沖縄では県議会が二十二日、検定意見撤回を求める意見書を超党派で可決。市町村議会の大多数も既に同様の意見書を可決し、市民が約十万人分の抗議署名を集めるなど、国に対する批判と不信が強まっている。

 安倍首相はあいさつで「県民の切実な声に耳を傾け、在日米軍再編を着実に推進していく」と述べた。

 追悼式終了後、首相は記者団に「沖縄では住民を巻き込んだ悲惨な地上戦が展開され、その中で集団自決を含む悲惨ないろんな出来事があった。県民の方々の心を深く傷つけたことをあらためて認識した」と語った。教科書検定問題については「審議会が学術的な観点から検討している」と述べるにとどめた。

 沖縄戦などの戦没者名を刻んだモニュメント「平和の礎(いしじ)」には、新たに戦艦大和の乗組員や韓国出身の戦没者ら二百三十五人が刻銘され、総数は二十四万六百九人となった。

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 『日刊ゲンダイ』2007年06月22日 掲載
安倍チルドレン「全員 討ち死に」

 参院選での惨敗が確実な安倍自民党を悩ませているのが「安倍チルドレン」だ。首相自ら出馬させた候補者たちがそろって苦戦を強いられている。東京選挙区から擁立する丸川珠代元アナ(36)は知名度が低く、比例区から出馬させる中山恭子補佐官(67)も黄信号。テレビタレントの丸山和也弁護士(61)も、ほとんど話題になっていない。全員、討ち死にしそうだという。

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 不気味な観測も流れ始めた永田町の政情
『日刊ゲンダイ』6/22号

 安倍自民党の支持率急落が止まらず、ついに危険水域スレスレだ。このまま参院選に突入しても、惨敗は濃厚になってきた。過半数確保の最低ラインの51議席も絶望的だろう。だが、政権維持のためなら、ありとあらゆる策を講じるのが自民党という集団だ。この数週間に“有権者だまし”のどんな手を仕掛けてくるか分からない。まず考えられるのは、内閣改造の目くらましだ。7月5日の国会終了と同時に、ワケありの大臣を全員取り換え、有権者が喜びそうな「美しい内閣」に改造するという仰天プランだ。さらに安倍首相が緊急入院、麻生外相を代理首相に仕立てて参院選を戦おうという案まで浮上。まさか、と思うが、そんな不気味な噂まで乱れ飛ぶほど永田町は異様な情勢になってきた。

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 *今朝のサンプロである。中川は『社会保険庁職員は全員解雇だ』と息巻いたが、公平に言って、近頃頓に疑り深くなっているわが国民が(幾ら御人好しで信じ込みの激しい性質であるとは言え!)こんな見え透いた『目くらまし』のトリックに果たしてあっさり騙されるものかどうか、枡添ならずとも(?)甚だ疑問に感じて当然である。

 重大責任を問われて然るべきキャリアらの『かく首』は制裁ではなく、むしろ『責任外し・責任逃れ』の『窮余の救済策』であって、彼ら上級公務員の再配分は、これまた他のお仲間上級公務員らが横滑りし、ああだこうだと差配して別の土地・別の土壌で発芽させ、復活させるというのであるから、こんな見え透いた茶番のどこが『制度改革』になるのか、自民執行部以外の他の誰にも説明は不可能である。
つまり、この自民法案で首を切られる『スケープゴート』は今や『お荷物』そのものとなった地方公務員ら一般事務職であり、片や『特別扱い』で救済されるのが高級官僚ら懲りない連中なのである。

 元より自民党は官僚組織と「不離不可分」かつ「一心同体」の癒着構造化にあるから、かかるお粗末ここに極まった名ばかりの、しかも『お手盛り改革』しか言い出せないのである。 勿論この作文を担当したのは『天下り』なしでは息も出来ないと自認する高級官僚ら以外ではあり得ない。


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 『日刊ゲンダイ』2007年06月22日 掲載
みのもんた“参院選出馬”か

 みのもんたがパーソナリティーを務める文化放送のラジオ番組収録に、安倍首相が出てきた。日頃から、みのは安倍シンパとして知られる。番組に出てきたのがきっかけで、安倍首相が、大敗必至の参院選に窮余の策のウルトラCとして、みのを比例区に引っ張り出すのではないかという憶測まで飛び交っている。

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 *みのもんたは権力に擦り寄りたくて仕方ない人間である。
 一見『過激な言動』であたかも官や企業の腐敗を追求するかのようなポーズはいつも取っているが、ちょっとでも注意して彼の発言をチェックしている人間には、ポチが流行れば「自分は武部幹事長のファンだ」と公然とTVで言い、安倍ポンが総理になれば今度は安倍ポンを陰に陽に持ち上げる調子の良さだけが目立つ『野太鼓』に過ぎないことは容易に読み取れるのである。権力者に阿(おもね)り諂(へつら)う『自由』ならいつの時代にも充分に存在したことをみのは知らなければならない。
 みのが安倍ポンの甘言に簡単には乗らないのは費用対効果率の問題、つまりは金の問題以外ではあり得ないだろう。

 ともあれ、今このタイミングで安倍ポンに組する人間は丸川某であれ、丸山であれ、何タラ先生であれ、総じて、人格的に問題だらけの、政治状況も何もわからない、かなり程度の低いアホそのもののお粗末人間たちであるが、こういう人種もまたいつの時代にも発生し得るということも、遺憾ながら厳然たる「歴史の事実」なのである。


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