本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

イラク関連でも贈収賄。他。

2007-06-22 14:54:51 | 政治
ガス爆発事故の当日、渋谷区議会議員たちの一部はすぐ近所で「新人研修」をしていたらしいが、これは研修とは名ばかりの単なる呑み会であった可能性が高い。そうかと思えば自民党の派閥幹部らが赤坂の料亭に集まってセンキョ対策である。彼らはこれからは毎晩恒例の「料亭政治」を展開することだろう。普通に考えて「会議・会合」というなら全国各地で作りっ放しになり廃墟同然となっている公共施設の会議室を使えば良さそうなものだが、彼らは皆宴席でないと言いたいことも言えない奥ゆかしい人種であるらしく、そんな発想は露ほどもない。自民党議員らは事あるごとに「政治には金がかかる」というのだが、毎晩料亭に入り浸っていればそりゃ金もかかるだろう。そんなことは子供でもわかる。 *わが国の「宴会政治」は古式ゆかしい伝統的なもので、中世までなら各地を牛耳る族長たちの折り合いさえつけば良かったのだから「酒席に於ける腹芸~腹の探り合い」でも支障は無かったのだろうが、この習慣を幕末の志士たちも明治の元勲たちも概ね踏襲していたのだから、他国はいざ知らず、わが国に於いては「政治と金」同様「政治と酒」もまた、切っても切れない関係なのである。で、酒席には女性がつきもの。田舎の議員や首長たちは毎年、やれ「研修」だ、やれ「視察」だと称して公費を使って観光地へ出向いてホステス・コンパニオンを呼びつけ、恥も外聞もあったものかの乱痴気騒ぎを繰り返しているのだから、これを見ている我々は「政治とは酒乱どもの飲み会のことか!?」と錯覚しそうだが、いや、これは錯覚などではなく、元々「政事(まつりごと)」なるものはこの程度のことであって、つまりは誰もが気楽に参画し得る「ご町内の寄り合い」でいいわけであるからして、何も世襲のお偉い方々が勝手に自らを権威付けて銅像まで作らせ、排他的に独占しなければならない「名誉あるお仕事」などでは毛頭ないのである。で、我々が総じて「センキョによっては何も変えられない未熟な国民」であるとしたなら、ここは一つ裁判員制度などではなく「政治員制度」でも作ってみて、「クジで当たればあなたが総理!」的「当番制の政治」を展開してみたらどうか。そうなれば少なくとも官ぐるみ、政治家ぐるみの汚職や談合は激減すること請け合いである。w . . . 本文を読む