秋の文芸🍁短歌＆🍂俳句
（ 秋のウナ丼、刺身など 11月吉日 ）
🍁外で待つ診療所にはすずなりの
患者の列が席を埋めて
※11/14 今日は定期の受診日 いつものように 自転車漕いで 診療所に着いて 待合室を見ると 患者さんの顔、顔、顔。
しかも 感染予防のため席は一つ空け。仕方がないので 私は 玄関横のベンチに座って待つが 幸いにも今日は穏やかな晴天なので 秋日の中一人でゆっくり待てた
※中東のガザ地区のシファ病院などの惨状を思うと 外で待つ位は 恵まれた方だと 思ってしまう 早く停戦が迎えられますようにと 私は願う
🍂プッ！と鳴る冬の夜道の道すがら
※11/14 昨夕 地域猫の世話での帰り もう少しで我が家という時 ついプッとオナラが出てしまった 私らの斜め後ろには
若者が歩いていたが 静かな夕方だったので 小さな音も聞こえたかもしれない😅
🍁プッ？と出た冬の夜道の道なれば
後ろの人は気付いただろか？
※ 今日のNHKラジオ「ふんわり」で オナラの話があった 我慢できない時は 自然現象だし 仕方がないですよねという趣旨の話だったが 私もそう思う
🍁受付でお爺さんですかと尋ね
後で聞いたらお父さんらし
※ 11/14 「顔を真っ赤にした話」（先ほどのふんわりのテーマ）の《その2 》
※11/14 ずっと前の話 あるイベントで
受付をしていて ある初老の方が（10歳位の子どもの「保護者」だったが）見たところ60歳位で 私はてっきり「祖父」だと思い込んで「お爺さんですか？」と そう尋ねたのだ 後で 同僚に確かめると 「父親」とのこと ああ、私はなんて失礼なことを！ お母さんは綺麗な方で お父さんは ある会社の社長とのこと 今ここで改めてお詫びを申し上げます🙇
🍁我が思い退職間際差し迫り
友の応援糧（かて）にして告ぐ
※11/14 五十年以上も前の話 高卒後就職した東京郊外の工場を 辞める際に
何度か見かけて気になっていたある工員の女性に 話しかけたいと 周囲の人たちに相談したら みんな同意して応援してくれた それで 帰郷前に 意を決して 昼休みに？ その女性の職場を訪れ 連絡を取り合ってくださいとお願いした すると その人は 文通ならばと承諾された その時は追い込まれていて無我夢中だったが 後で 自分の行動を思い返すと 顔から火が出る位の恥ずかしさを覚えた その後 何度か手紙をやりとりしたが 私は 2年間も大学受験勉強に没頭したので いつの間にか便りは自然消滅した
🍁狭き門裏にひっそり細き門
かつて通ひし高校の門
※11/16 私は 高校進学の時 ずいぶん悩んだ 我が家は貧乏で でも 読書好きな私は できたら大学とやらで学べたらと勉学の欲もあり しかし 自分の実力も見通せず 進学先を ひとり迷った
成績が良かった兄も 高校進学で頓挫して
当時受験戦争が言われていた頃で 難儀する姿を見て 合格していた大学進学高校への入学を躊躇った そして もう一つ難関高校並みの国立の電波高校（現・高専）に行くことにした 3年後の就職を考えると とても優位だったし‥ だが 幾つかの理由で その後の私は 大きな人生の回り道をすることになる（詳細は後日にでも）
🍁歯磨きを洗面台でしていると
カランと音がしてすぐ忘れ《歌🎵壱》
🍁違和感が残りし後で歯に触れて
小さな穴がポッカリとあり《歌🎵弐》
※11/16 先日 夕方に 歯磨きをしていて 洗面台で カランと音がした その時 私は 何だろうと思ったが 台の辺りを見て 何も見当たらなかったので そのまま台を後にした でも その後 上奥歯に違和感を覚えたので もしかするとイヤな予感がして 舌先で探ると 真ん中に やや大きめの穴が空いている あ〜あ、やっぱりねと 私は残念な思いを抱き やがて定期の歯科検診（29日）が待っているので その時に診て貰おうと考えた
🍁今日の日は何事もなき誕生日
明日もまた何事もなき日よ
※11月吉日。 若い頃は 何も予定がない日や 何もなかった日は 何となくつまらなく思ったものだが 古希を過ぎ いろんな体験をした今では 世界中で同時進行中の戦争や紛争、動乱、民族同士の諍い、それに疫病パンデミックなどを見聞きするにつけ 「何事も無いこと」の有り難さを しみじみ思う 若い時や世の中の変革時は 何かしら変化することも必要だと思うけれど 「新しき世を迎えるための胎動」かもしれないが 心身や生活、国益などへの損害は 計り知れないと思う
その代償は 余りに大きいと思う
5年後、10年後の日本や世界は 果たしてどう変貌しているのだろうか？
