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社会の停滞と 破壊行為 《前編》

2018年11月04日 12時21分01秒 | Weblog
社会の停滞と 破壊行為 《前編》

民主主義は
人の多様性を認め
誰にでも挑戦権を認め
いわゆる社会の弱者にも
手を差し伸べるものではなかったか

しかし
完全ではないけれど
世界には 概ね平穏な年が続き
所得や財の格差が広がり
所得や地位の固定化が進んでしまった

財や地位を持つ者は
より高みを求め かつ
現状を維持しようとする

少し前の時代なら
富や地位の独り占めを
戒め批判していたマスメディアも
いつの間にか 変質し
どちらかというと
富める側になってしまい
社会を変革しようする姿勢を弱め
変革を恐れるようになった

今の若い人たちは
富の偏在を改め
居住や職の自由な移動を認め
学歴より学力・能力を重んじ
働きたい人を大事にする
そんな社会を望んでいる

しかし 今の社会では
そんな切実な声を拾うメディアも
そんなに多くはない

社会のレールから一度外れたら
二度と引き上げようとしない
そんな不寛容な社会に
いつの間にか変質していた

私たちは
どんな社会を目指すのか

私たちは 今一度
教科書を紐解き
新聞や本を開き
先人や専門家に学び
耳に心地よくないことからも
目を逸らさずに
本物の学びをしなければならない

役所や人任せにしない
我々は 我々の手で
我々の生活を守る
そんな気構えもいるだろう

ps2018.11.3 草稿 11/4 追記
情報は バランスが大事だと思う
建前と本音 どちらも見聞きする
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憑依すること 乗り移ること

2018年11月04日 02時23分28秒 | Weblog
憑依すること・のり移ること

坂東玉三郎の公演に行った

2回目の観劇だったが
今回もとても綺麗だった

本当に男の人が
女の人を演じているとは
全然思えない演技だった

否 却って
普通の女性よりも
女性らしいとさえ感じた

ただ そもそも
女性らしいとは
社会的かつ歴史的な縛りがあり
どんな物言いや仕草を指すのかは
定かではないのだが

ただ
民族によっては
男女の言葉遣いや所作に
大きな違いがないことも
あるように見受けられる

普段私たちが思っている
女性像からすると
玉三郎さんが見せる演技や
話し方などは
気品があり 艶もあって
得もいわれぬ色香がある

何年か前
坂東玉三郎さんのドキュメントタリーが
テレビで放映されたが
数多くの公演に備えて
体力を保持し 不摂生を控え
実に禁欲的な生活を送っておられた

鏡獅子では
いつも見せる穏やかで
美しい佇まいは霧散し
さながら 獅子が
乗り移ったかのように
玉三郎さんの舞は
荒々しく かつ
ダイナミックな踊りに
豹変する

玉三郎さんの
また別の力強い表現に
その魅力はいや増さん

ps2018.11.1 草稿 11.3 追記
憑依〜霊などが乗り移ること
神様の場合もあれば
悪魔の場合もあるらしい
玉三郎さんには
きっと踊りの神様が
憑依しているのかな?
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