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憑依すること 乗り移ること

2018年11月04日 02時23分28秒 | Weblog
憑依すること・のり移ること

坂東玉三郎の公演に行った

2回目の観劇だったが
今回もとても綺麗だった

本当に男の人が
女の人を演じているとは
全然思えない演技だった

否 却って
普通の女性よりも
女性らしいとさえ感じた

ただ そもそも
女性らしいとは
社会的かつ歴史的な縛りがあり
どんな物言いや仕草を指すのかは
定かではないのだが

ただ
民族によっては
男女の言葉遣いや所作に
大きな違いがないことも
あるように見受けられる

普段私たちが思っている
女性像からすると
玉三郎さんが見せる演技や
話し方などは
気品があり 艶もあって
得もいわれぬ色香がある

何年か前
坂東玉三郎さんのドキュメントタリーが
テレビで放映されたが
数多くの公演に備えて
体力を保持し 不摂生を控え
実に禁欲的な生活を送っておられた

鏡獅子では
いつも見せる穏やかで
美しい佇まいは霧散し
さながら 獅子が
乗り移ったかのように
玉三郎さんの舞は
荒々しく かつ
ダイナミックな踊りに
豹変する

玉三郎さんの
また別の力強い表現に
その魅力はいや増さん

ps2018.11.1 草稿 11.3 追記
憑依〜霊などが乗り移ること
神様の場合もあれば
悪魔の場合もあるらしい
玉三郎さんには
きっと踊りの神様が
憑依しているのかな?
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