枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

慈悲の心で・・・

2019年02月14日 | Weblog

 菓子メーカーの陰謀であろう。個人的には、上げたい人も居ずだが、職場では義理で贈る。価格は、500円前後で済ます。取敢えずは、日頃からお世話になった職員に。今年は運よく、インフルエンザのお陰で、あちこち配る必要もなく、出費も抑えられた。施設も、接触を避けて祭りは中止に。

 図書館で借りた、樹木希林さんの120の遺言、佐藤愛子さん、冥界からの電話は、人気が好いらしい。期限厳守での返却である。昨夜は、ガンジーを観ながら、その揺るぎのない姿に打たれた。印度が独立した事には、多大なる犠牲があり、権力者の支配が負い被さっていたのだと知った。強弱。

 弱い者は武器に頼る。非暴力の底には、自分を失わない強さがある。肉体は支配されても、心までは与えない。という心に胸を揺さぶられた。国をまとめることにも、宗教を、宗派を超えての結束があり、独立に至ったものであろう。国を富ますのも貧しくさせるのも、国民の暮しを保証すると。

 まだ子どもであったが、ガンジーが暗殺されたニュースは、世界中を翔け回った。その時には、為されたことには理解できなかったが、今になってやっと、非暴力の素晴らしさを思える。人間であるためには、自分のことは何も求めず、困窮している人の矢面に立って、進んで行った人でもある。

 インフルエンザが明日の時点で、これ以上の広がりをしなければ終息となる。1週間の長く、我慢を強いられた期間は、まるで1ヶ月のようにも感じた。認知症状を更に早め、動けなく悪化させる一因にも繋がる。感染上、何処がどうというのでもないのに、居室対応では無気力になってしまう。

 普段からの外部との交流をしていれば、加えて、手洗いや嗽を、きちんと施行していれば、ここまでの蔓延にはなるまい。乳母日傘の生活をさせるから、何も出来なくなってしまい、免疫も抵抗力も衰えるのだ。自分は誰かに必要とされている自信があれば、ここまでの低下も無い筈と思えるが。

 枇杷葉茶のお陰で、すばるも飼い主も、風邪は引かない。四季折々の植物で、動物が生かされ、その恩恵を分けて貰える。これほどに幸せなことがあろうか。それなのに贅沢と我儘の繰り返しである。言葉や態度でのことにも、嘘が混じる。心が貧しいと、顔つきにもはっきり表れることに驚く。

 晩秋から初冬に変わっていく宙。南の天には、冬の大三角が昇って来る。美しい三星が。

 


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