枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

夏休み事情昨今・・・

2018年07月29日 | Weblog

 夏休みの定番は、朝一番のラジオ体操だが、今年はさっぱり聞かない。子どもの足音も話し声もしないのだ。何だか夏らしくない光景に、様々な事情を思ってみる。親が朝早くから起きれない上に、子どもも同じで作動しない。次に、ラジオ体操をする場所がない。近所からの苦情に取り止める。

 ラジオ体操のカードが配られない。要は、親がめんどくさがってのことと思える。夜更かしをして、規則正しい生活に欠け、食事の用意さえしないことにも依ろう。コンビニがあるから何でも買える。この暑いのに、料理など真平となる。愛情の欠片もない。夏は、暑いんだよ。冷房もあるでしょ。

 我が家には、そういった器具は取りつけてないが、涼しい格好で(人様には見せられないが)、手早く調理して、身体に向いた素材を摂する。ラジオ体操が喧しい、と言う前に高々数分のことじゃないか。一緒に起きて遣ればいい。苦情を言う方が可笑しい。毎日365日、拡声器で遣られたら困るが。

 沖縄の戦闘機の爆音に比べたら、静かなものだろう。自分勝手な言い分を通すのはいいが、子どもの怠慢を冗長しないことだ。夏休み中の決まりとして、40日間をするのが、何故出来ない世の中なんだろう。民主主義の基本から大きくずれている。自由・平等など意味がない。互いの権利主張のみ。

 本日の団地内の草刈りは中止。もっと早くに伝えてもらいたい、と内心思いつつ、役員の負担を気の毒に感じる。住んでいる団地では、出なくても違反金は払わないが出席したら、お茶やジュースが出る。以前には、ビールも提供していて、金銭的に見合わないと止めたが、前日には買って冷やして置。

 次回の草刈り迄保管しておく、と言ったって、9月の末になる。消費期限が五月蠅いのを、それまでもたせる?会計が当番なのであるが、軒数分を飲みながら、再度購入するのがいいように思うが。尤も、個人的には枇杷葉茶しか口にしないから、受け取らない。防腐剤やら、添加物があるのを飲めず。

 夏休みの過ごし方も、車があるので姿を見かけない。図書館にも居ない。自宅で冷房を点けて、ゲームに昂じているんだろう。親の怠慢を思い嘆かわしい。我慢することも、何かを研究したり、調べてみようという志は、一体何処に消えたんだろう。少年ケニヤの真似事に、夢中になった日が懐かしい。

 読書するのも、感想文を書くためで、手引きもそういう類の物が溢れている。本が好きで、その物語に挽き込まれることもないのだろう。古典文学には、諄さもあるが基本的には、正しい日本語で表示してある。花や虫に可愛いとは無。子どもにへつらった書き方や、高齢者への慇懃無礼も有得ない。

 作者が初めから書いているのか、編集者が手直しするのか、出版段階でクレームを付けるのかは知らぬが、最近の本のどれもが、読み難くて仕方がない。歴史小説などにも見かけ、唖然とする。これで作家か?と嘆かわしい。言葉の表記は、時代にあったのが好ましい。児童物は特に、作者で判断するが。

 昨年の薔薇は、これが最後となった。命の限りを咲いて散り、枯れてしまった。艶やかでもある。

コメント
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