干からびはしないが、乾燥注意報発令で、緊急事態になっている。何と、0%である。カラカラ天気になす術もない。暖房を切れば寒い。加湿器を点けても無意味で、ほとほと困り果てる。洗濯物はよく乾くが、外で冷たい。まあ、当たり前の日本の四季だ。
旧暦で照らし合わせると、実によくわかる。寒さが訪れるのは、こういった自然からの警告だ。身を引締めて、冬への準備に勤しもう。旧暦では、10月24日。霜月が訪れ、師走になる頃には春になる。新暦では、節分と元旦が並ぶ。早春賦の季節だ。
暦を作った人等は、何とわかり易い季節を考えたものだろう。星の動きも、自然のもたらす恩恵と生かし、農耕に役立ててきた。故・福島正信さんや、木村秋則さんの、自然に感謝する遣り方なら、出発時点で美味しい米になるのだろう。
無農薬の米は、誰でもができ、皆が食することができてこそだ。百姓は、しんどいが楽しみに転じる遣り方であってほしい。アメリカの言い成りに、農薬漬けはいただけない。消費者は、不買運動で抵抗するしかないが断食にもなる。
複合汚染が世に出て久しい。だが、それを言い続け、実践してきた人等は、自分達の利益を追求してきたか。中にはあるかもしれないが、病気の克服を援けたり、命には換えられない、と差し上げたかもしれない。枇杷葉もそうだ。
枇杷葉茶を売れば、大金を手にしていただろう。だが、それで治らなかったら、どうだろうか?人を援けることは、自分のためでもある。力を貸してあげれるなら、役に立ててくれればいい。今までの年数で、たくさんの慈愛の心を蓄えられた。
困った時には、お互い様だ。枇杷葉のことを知り、役立ててもらえば由。お金のある人は、医者にかかっていけばいい。藁にも縋る想いだからこそ、命は助かる。神さまの慈愛の心、お釈迦さまの教えには、生きることを諭される。
初夏の宇宙。東南には、昴とオリオンが観えている。宇宙の美しさには、何時であろうと、晴れてさえいればお目にかかれる。