title : Agrostemma githago
yyyy/mm : 2006/05
notes : 麦撫子(むぎなでしこ)。麦仙翁(むぎせんのう)。アグロステマ。~ステンマ。コーン・コクル。パープル・コクル。corn cockle, purple cockle. 関東全域は、この夜、激しい雷雨。
2006-0525-yts155
寄添ひて独りと見れば昼咲きの
二花に散るらん月見草なれ 悠山人
○短歌写真、詠む。
○昼咲月見草。宵待草、(大)待宵草、荒地待宵草、赤花夕化粧、pink ladies、pink evening primrose, white e. p.、showy primrose・・・などなど。外国まで出かけて調べてみたが、この一族も例によって同定が難しい。擬古歌も、難しい。英語の文章をかなり読めても、同じ程度の会話がなかなか出来ないのと、どこか似ている。
□よりそひて ひとりとみれば ひるざきの
にくゎにちるらん つきみそうなれ
2006-0524-yts154
わが思ひさありしままに振向けば
塩の柱となりて留まる 悠山人
○短歌写真、詠む。
○見るほどに美しく香る薔薇。代わる代わる咲く。古代中世の文法での作歌は、難しい。
□わがおもひ さありしままに ふりむけば
しほのはしらと なりてとどまる
2006-0523-yim101
title : Coreopsis
yyyy/mm : 2006/05
notes : きんけいそう。コレオプシス。この花を見ると、いつも「秋霜烈日」バッジを思う。胸に着けた初心を忘れて、秋霜落日とは、くれぐれもならないように。【写真の技法】方形の枠内の、真ん中に被写体を収める写真を、専門家は「日の丸」と言う。ほとんどの場合、素人写真の典型として嫌われる。写真右上隅が蕾。
*now streaming :Радио Шансон - Москва*
http://62.118.255.5:8800
2006-0522-yts153
訪ふ人もまれなる山に春の雪と
紛ふばかりの林檎花かな 悠山人
○短歌写真、詠む。
○標高千メートル内外の山腹。小雨で生き生き。はっきりしないので、仮に山林檎に見立てる。
□とふひとも まれなるやまに はるのゆきと
まがふばかりの りんごばなかな
2006-0521-yts152
彼の人は四十路待たずに逝きしかど
山に向ひてわれも目を挙ぐ 悠山人
○短歌写真、詠む。
○一と月後に桜桃忌。庭の桜桃樹、新芽若葉が強烈な日に光り輝いている。台風1号と前線は一休み。
【写真の技法】初めてTIFで記録してみたら、1枚14MBを超えた。JPG変換すると、一割以下と軽くなる。600*600 程度のブログでは、Jで十分。
□かのひとは よそぢまたずに ゆきしかど
やまにむかひて われもめをあぐ