悠山人の新古今

日本初→新古今集選、紫式部集全、和泉式部集全、各現代詠完了!
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日本初→源氏歌集全完了!

短歌写真417 泡沫の

2007-08-05 04:00:00 | 短歌写真
2007-0805-yts417
泡沫の湧きて消ゆるを酔ひ見れば
輪回転生かくありなんか   悠山人

○短歌写真、詠む。
○取っ手を回せば、電気が生じて泡が出る、というあの装置。心象増幅して、E.A. ポウのメイルストロムの気持ちになった。「酔ひ見る」は、時系列からは、逆であるが、語調をととのえた。
短写417 はうまつの わきてきゆるを ゑひみれば
        りんねてんしゃう かくありなんか
【写真】水槽の強化ガラス外側の上部から、ほぼ垂直に下部を撮影。絞り優先のスロウ・シャッタなので、光条がランダムに動いている。いったんグレイ・スケイルで階調を整えてから、再びポリクロウムに戻した。先日、エネルギーセンターで。
【memo】昨日、冷房の効きすぎた映写室で、『ダヴィンチ・コード』の、こんどは日本語版を観た。前半の緊張に比べて、後半の緩慢、とくに結末のあっけなさ、という感想は、前回と変わらない。ただこれは、原作のせい。素材の欲張りすぎ、アイコノロジーやアナグラムの牽強付会など、さまざまな批判はあるにしても、なお映像化した監督には敬意を表したい。続篇もありとか。