2007-0821-yts436
さるほどに暑がはしきも去りぬらん
七星をみなのすばる見ゆれば 悠山人
○短歌写真、詠む。
○余りにも異様な高温列島日本。でも、オリオンに代わって昴(すばる)が見え始めると、暑さも遠のくはず。
¶暑(あつ)がはし=暑苦しい。旺文版には「あつ(暑)かはし」だけだが、三省版には、「あつい・あつさ」の見出語の下に「あつ(暑)かはし」があるほか、補助見出し「蒸し暑い」に、「あつ(暑)がはし」が載る。この場合、音の清濁でどこまで用法が変わるのか、三省版は出典を示さないので、分からない。
¶¶七星(ななほし)をみな=七星(昴の別名の一つ)は、ギリシャ神話では、七人の女性が当てられている。
¶すばる(昴)=プレヤデス Plejades 星団。中心にM45。日本でも「冬はすばる」などとして、早くから有名だった。なお、煩わしいから詳論しないが、「プレヤ~」「プレイア~」は、両方とも正しい。
□短写436 さるほどに あつがはしきも さりぬらん
ななほしをみなの すばるみゆれば
【写真】風林火山の旅で入手した、いわゆる貴石を、昴に見立てた。黒無反射紙へ数回、ランダムに落として撮影したものから。
さるほどに暑がはしきも去りぬらん
七星をみなのすばる見ゆれば 悠山人
○短歌写真、詠む。
○余りにも異様な高温列島日本。でも、オリオンに代わって昴(すばる)が見え始めると、暑さも遠のくはず。
¶暑(あつ)がはし=暑苦しい。旺文版には「あつ(暑)かはし」だけだが、三省版には、「あつい・あつさ」の見出語の下に「あつ(暑)かはし」があるほか、補助見出し「蒸し暑い」に、「あつ(暑)がはし」が載る。この場合、音の清濁でどこまで用法が変わるのか、三省版は出典を示さないので、分からない。
¶¶七星(ななほし)をみな=七星(昴の別名の一つ)は、ギリシャ神話では、七人の女性が当てられている。
¶すばる(昴)=プレヤデス Plejades 星団。中心にM45。日本でも「冬はすばる」などとして、早くから有名だった。なお、煩わしいから詳論しないが、「プレヤ~」「プレイア~」は、両方とも正しい。
□短写436 さるほどに あつがはしきも さりぬらん
ななほしをみなの すばるみゆれば
【写真】風林火山の旅で入手した、いわゆる貴石を、昴に見立てた。黒無反射紙へ数回、ランダムに落として撮影したものから。