百歳に向かってもう一度世界一周

百歳に向かってもう一度「歩いて世界一周」に挑戦したい。日中友好董存瑞育英基金を充実したい。富士登拝・・・

灰色の無罪

2012-04-27 13:56:42 | 随想

 4月27日 (金 平成17年1月1日より 2,683日目
         歩いた歩数       その距離
本日      16,212歩     11,348m
総計 37,450
,145 歩 26,215,102m
イタリヤ・オーストリヤ・ドイツ・オランダ、ベルギーを経て首都ブリュッセルに向かう、後 43,613 m

 

 

 昨日、民主党元代表小沢一郎被告に対する東京地裁の判決は、小沢被告が陸山会に貸しつけた四億円を簿外処理して公表しないことなどについて、裁判長は「被告は秘書等が作成した収支報告書の報告を受けて、了承した」と認定したが、秘書らと共謀したとする確たる証拠がないまま、無罪の判決を言い渡した。

 四億円の金が議員報酬や筋の通ったカネであるならば、正々堂々とそのカネで土地を取得すれば良いのであって、態々陸山会という資金管理団体を経由する必要が有るとは思えないし、まして陸山会に貸したカネの出所について【支援者からの浄財」とか「融資金だ」いや金庫にあった個人資産」だなどと場当たり的な言い訳をしたり、果ては銀行に多額の利息を支払ってまで偽装工作をして虚偽の収支報告書を提出する理由がわからない。

 被告は経理の処理は「秘書任せ」で自分は政治に専念と称しているが、まったく納得出来ない。本人は「身の潔白が証明された」「天下晴れての無罪」を強調しているが、國民の多くは「黒に近い灰色」と感じ取っているだろう。こういう人が一国の政治の旗振りをする資格があるのだろうか?

 この人を信じて付いて行こうという一派が今なお居ることさえ不思議だ。こういう人こそ必要だ。是非この人に国の舵取りを任せて見たいという人も時々見かける。”蓼食う虫も好きずき”というが、私はこんな話題が一日も早く日本のニュースから消え去って欲しいと望んでいる。