4月3日 (火) 後 平成17年1月1日より 2,659日目
歩いた歩数 その距離
本日 14,512歩 10、158m
総計 37,085,714歩 25,960,000m
イタリヤ・オーストリヤ・ドイツを経てオランダアムステルダムに向かう、後76,568m
3年目の日中友好育英基金の総会を控えて、泥縄ながら事業報告のまとめに入った。午後会計の島崎さんが来て、決算書の報告をしてくれた。前年度の総会資料と照らし合わせながら会計帳簿、預金通帳、収支資料を提示して説明してくれた。全てがキチンと整理されていて流石会社経営の責任者と見直した。
次いで、監査会の日程を提案されて8日の常任理事会に合わせてやることにした。肝心の24年度予算案についての考え方を問われたので、本年度の運営方針の腹案を話しながら数字を入れて原案を練った。また新年度の総会資料の表紙を飾る写真の選定を会計さんに任せたので、巻頭のことばは私の宿題となった。
昨年3月11日の東日本大震災に対する中国の支援は翌々日には中国国際救援隊が派遣され、温家宝首相が見舞いの意を表されると同時にテントや毛布の救援物資が到着、中国紅十字会からは救援金、政府からはガソリン・ディーゼル油などが緊急輸入され、また胡錦濤国家主席が犠牲者弔問のため大使館を訪問し、中国人民は「頑張れ日本」コール、募金活動・カンパと国を挙げて激励し、またメディアは日本人の我慢強さ・真面目さ・冷静さ・秩序を重んじる公共心など、日本人の優れた資質の感嘆の報道を伝えるなど東日本大震災を契機に日中間の交流も大いに好転の兆しが見えた。
最近になって尖閣諸島の小島に島名が付けられたことや名古屋市長の「南京大虐殺の真偽発言が問題になって再び逆戻りの間が禁じ得ない。両国の間には2008年福田首相と胡錦濤国家主席との間に「戦略的互恵関係」を確認署名されていることを忘れてはならない。
いや、忘れてはならないと言うより、この「戦略的互恵関係」を推進し、遵守していくことが日中両国の間だけではなく、アジアの安定、世界の進展と平和に大きく貢献することを認識しなければならない。
それには「戦略的互恵関係」とはどういう内容なのかを両國民に周知徹底することが必要で、官民挙げてその意義の浸透に勉めるべきではなかろうか。この「戦略的互恵関係」の真意が末端まで浸透した時点で両国民の友好的ムードが醸成される。私たち「日中友好育英基金」会員はこのことに再度認識を新たにし、中国人民との個々の心の交流を深めて行こうではありませんか。
こんなことを書いてみました。