百歳に向かってもう一度世界一周

百歳に向かってもう一度「歩いて世界一周」に挑戦したい。日中友好董存瑞育英基金を充実したい。富士登拝・・・

明るいニュース 「日中海洋協議」

2012-04-05 17:49:44 | 日中友好

    4月5日 (木)  平成17年1月1日より 2,661日目
         歩いた歩数        その距離
本日      15
,256歩      10、679m
総計 37,115,710
歩 25,980,997m
イタリヤ・オーストリヤ・ドイツを経てオランダアムステルダムに向かう、後55
,571m

 今朝の朝刊を見て驚いた。日本は尖閣諸島の島に名前を付けたことで、中国政府は不快感を表明したり、野田首相が「戦略的互恵関係」は呪文などと失言したなどというニュースを聞いていたが、信毎の今朝の朝刊に大見出しで”来月初の「海洋協議」へ 日中海上トラブル回避で”と載っているのを見て、日中友好に情熱を燃やして居る者として「やっと本気で取り組む気になったか」とホッとした。

文面には
日中両政府は4日、東シナ海など海上でトラブルが起きた場合の危機管理や協力について両国の関係機関が合同で話し合う「海洋協議」の初会合を5月下旬にも北京で開催する方向で調整に入った。日中韓外相会談のため訪中する玄葉光一郎外相が7日に中国の楊潔〓(ようけつち)外相と会談予定で、合意を目指す。複数の日中関係筋が明らかにした。
 
 海洋協議は沖縄県・尖閣諸島周辺の東シナ海で多発するトラブルの回避と、双方の関係機関による意思疎通の円滑化を図るのが狙い。昨年12月に北京で野田佳彦首相と温家宝(おんかほう)首相が会談した際に合意した。
 
 日本側は今回の協議開始をてこに、2010年9月の中国漁船衝突事件後中断している東シナ海ガス田共同開発の条約締結交渉の再開に結び付けたいとの思惑もある。
 
 しかし海洋権益拡大を目指す中国は周辺海域での活動を活発化させており、交渉再開を含め具体的成果につながるか見通せない。
 
 初会合は両外務省の参事官級をトップに開催。日本側は外務省の山野内勘二アジア大洋州局参事官のほか、海上警察権を持つ海上保安庁や防衛省の担当者らが参加。中国側は外務省のほか、海洋調査船と漁船をそれぞれ所管する国家海洋局と農業省漁政局、国防省などのメンバーが出席予定だ。
 
 中国漁船と海上保安庁の巡視船の間で取り締まりなどをめぐりトラブルが発生した場合、海保と漁政局が直接やりとりできるようにするなど、関係当局間の連絡体制構築を議論。半年か1年ごとに日中両国で相互に開催し、具体化を目指す。
 
 海洋環境保護などに関する共同研究や事業実施でも意見交換する。と。

 2008年、時の福田首相と中国胡錦濤主席との間に日中間だけでなく世界の平和・進展を目指して「戦略的互恵関係」を確認、署名したが、尖閣諸島の漁船衝突事件など東シナ海にトラブルが生じると、国民感情がエキサイトして政府間に波及、折角の局地的解決の合意も生かされず、空文化してきたが、此処でやっと本質的討議の場が芽生えることになったようだ。

 東シナ海のトゲは双方大人になって、じっくり、ゆっくり、プロ級の話し合いを冷静にして解決して欲しいもんだ。合意ができなければ次代の課題にしてもよいと思う。