百歳に向かってもう一度世界一周

百歳に向かってもう一度「歩いて世界一周」に挑戦したい。日中友好董存瑞育英基金を充実したい。富士登拝・・・

犬の糞

2012-04-14 18:12:22 | ウオーキング

     4月14 (土) 平成17年1月1日より 2,670日目
         歩いた歩数        その距離
本日     
15,586歩      10,910m
総計 37,243,579歩 26,081,416m
イタリヤ・オーストリヤ・ドイツオランダアムステルダムを経てベルギー国境に向かう、後95,436m

 今朝西廻り線を歩いていると鶯の啼く声を聞いた。道端にはおおいぬのふぐりが咲いているし、道々の花壇にはクロッカスが色鮮やかに咲き誇っている。残雪は未だあるが奥信濃にも春はそこまでやって来た感がある。

 フト思いついたのだが歩道に『犬の糞』が見当たらない。一万歩を越えて歩いたが何処にも『犬の糞』は無かった。西廻り線を歩き始めた頃は、雪が消える端から歩道には『犬の糞』が顔を出して来て歩き辛い思いをしたものだ。それが雨で溶けて乾いて粉になって終いには風で舞って行ってしまう。それを地元の人たちはその風を吸ってきた。

 あの頃は、あちらこちらに「『犬の糞』は責任をもって片付けましょう」と書かれた看板が立っていたものだ。今はそれも見当たらない。動物愛護の会の会合には何時も『犬の糞』の話が話題になったが、今はそれすらなった。

 近頃は、犬の散歩には誰もが『犬の糞』を持ち帰る道具を持っている。それが常識になって来て、忘れようものなら家に引き返さなければならないほどに普及した。「恒産無ければ恒心無し」という格言があるが、世の中が落ち着いて豊かになり、公衆道徳も身について来た証左だと思う。有り難きかな!