百歳に向かってもう一度世界一周

百歳に向かってもう一度「歩いて世界一周」に挑戦したい。日中友好董存瑞育英基金を充実したい。富士登拝・・・

死に花

2008-08-25 22:12:36 | Weblog

  8月25日  (月) 
                           平成17年1月1日より 1,333日目 
                                        歩いた歩数 その距離
                           本日          17,402歩         12,181m
                           総計   18,643,072歩  13,050,150m
          北京より西安・蘭州・西寧・酒泉・嘉峪関・敦煌・哈蜜・吐魯番を経てウルムチに向かう。後57,000m

  恒例の『神明町名画劇場』をやった。題名は「死に花」。「見ると元気が出るヨ!中々面白いヨ!第一俳優がいいよ!山崎努・青島幸男・谷啓・長門勇・藤岡琢也それに森繁も出るよ!」なんて宣伝したした甲斐もあって何時もの二割位は多く入った。

 舞台は老人ホーム。入所申込金が最低9,000万円で月々の家賃が25万円という超高級なので相当な金持ちしか入れない。ジムもあるしプールもある。色々な教室も開かれるし、パーティも行われる。とは言え老人ホーム、葬式もやれば、隣には焼き場も付いている。

  ストーリーを細かく書いてる暇はないが、このホームで気ままな生活を送っていた仲のよい5人組の老人の内、一人が突然が死んで、余生を深刻に考え始めた4人は遺品の中に『死に花』というノートを見つけたことから舞台が展開してゆく。

            

 金になど何の不自由もない4人組が、銀行の地下に穴を掘って金庫破りをするという企画に生きる喜びを感じて『一花咲かそう』と立ち上がるのだが、私はこのストーリを書いた原作者の奇抜な発想に只々敬服した。

 行く先の見えない人生にとって、どっちを向いて歩んで行くか、いつ決断して突き進むのかで一生が決まる。老い先短い今、平々凡々と安易に活すもよいが、この映画のように、何かの目標を決めてそれを生き甲斐に『一花咲かす』も必要ではないだろうか。

 そんな気持ちでこの映画を推薦したのだが、見てくれた皆さんは何を感じ取って呉れたろうか?