WBCの監督に巨人の原監督が決まったが、まずは妥当なところだろう。しかし、今後の問題として、やはりスッキリと決めるためには、しっかりとしたルールを決めたほうが良い。日本シリーズを制した監督が就任するのが好ましい。
ところで、今朝のフジテレビの番組「特ダネ」で、小倉キャスターが問題発言したのには怒りを覚えた。前回のWBCで日本が優勝したのは「タナボタだから、ぜんぜん気にしなくていい」と、言い放ったのだ。これは、まさに暴言だ!
日本は韓国に2回負けていたが、韓国が決勝へくる間に負けたから日本は決勝へ進出できて優勝したというわけだ。確かに、そうなのだが、それが勝負というものなのだ。
優勝したとき、王監督は「素晴らしい選手たちを率いることができて、うれしいの一言。最高です」と喜びを語った。イチロー選手をはじめとする選手たちも、あれだけの熱い気迫を前面に出して戦ったのだ。われわれも、心から感動し、日本人としての誇りを感じたのだ。
北島選手の場合は、200㍍平泳ぎはライバルのハンセン選手が出場しなかったから金メダルがとれたということになる。400㍍リレーも、アメリカなどの有力な国がバトンタッチに失敗したからメダルがとれたということになってしまう。
もちろん、そんなことではない。どちらの場合も実力が勝ったから、素晴らしい結果を得たのだ。小倉氏は、あのような軽率な発言を撤回すべきだ。かねがね、小倉氏の発言には、違和感を覚えていたが、フジテレビは、いいかげんにフレッシュな司会者に交代させるべきだ。