3日目、鹿児島へ。
美しい開聞岳( 鹿児島県、薩摩半島の南端に位置。標高924m霧島屋久国立公園)
鹿児島に寄港。「マリンポートかごしま」から、桜島を望む。
鹿児島は何回も訪れているので、オプショナルツアーには参加せず、市電に乗って単独行動。鹿児島中央駅から割合近いところにある歴史スポットなどを歩く。
鹿児島の歴史が一目で分かる「維新ふるさと館」
篤姫(天璋院)のコーナー
ご存知、維新三傑一人、西郷隆盛。(他の二人は、大久保利通、木戸孝允)
ここでは、幕末の薩摩の様子、維新を支えた英雄のエピソードを知ることが出来る。
帝国議会の様子なども立体的に見られるように工夫されている。
当時、すでに世界を視野に入れていた薩摩の状況が分かりやすく説明されている。
また、独特の「郷中教育」(先輩が後輩を教え導いて薩摩武士を育んだ)、「日の丸」「君が代」のルーツなどについても学ぶことが出来る。
ちなみに、「君が代」は明治期につくられ、「 日の丸」は江戸時代末期に薩摩藩の提案で日本の船に日の丸をかかげるようになり、 明治初期に日本の船舶の国籍を表すものとされたと言われる。
「荒野に新天地を求めて」というタイトルに見られるように、黒田清隆(北海道開拓長官として、札幌農学校の設立、屯田兵制度の導入などを行う。後に、首相)などが、北海道開拓などにも大きく尽力した。
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大久保利通の像
「歴史ロード」
明治維新で活躍した多くの先人たちの誕生地がある、加治屋町の甲突川左岸緑地及びその周辺を、歴史ロード“維新ふるさとの道”として、薩摩の歴史を感じながら散策できる。お勧めのスポット。
鹿児島市の玄関口・鹿児島中央駅へ降り立つと、江戸時代の末期に国禁を犯して海外留学を果たし、日本の近代化のために尽力した薩摩藩の青年藩士17人の銅像「若き薩摩の群像」が観光客を出迎えてくれる。この中から、後の初代文部大臣・森有礼ら日本のリーダーを多く輩出した。
この時、坂本龍馬などとも交流があった、トーマス・グラバーが船の調達などに協力したとされる。
「マリンポートかごしま」に、停泊中の「にっぽん丸」