まぬ家ごめ助

姓はまぬけ、名はごめすけ、合わせて、「まぬ家ごめ助」と申します。どうぞお見知りおきを。

地蔵ガ岳

2019-12-18 14:20:05 | 日記
「地蔵ガ岳」著者=池田光一郎

奥付によると、昭和44年8月8日発行。定価1000円。

著者は、僕の父の母の弟。母によると、父は戦時中の疎開時代、光一郎さんに随分とお世話になったのだそう。ちなみに、父の母(僕のおばあちゃん)は、父が3歳の頃に亡くなっています。つまり父は、当時まだ存命だった父方の親戚ではなく、なぜか、母方の親戚を頼った、ということ。ちなみに光一郎さんは、僕の記憶の中にもあります。中学生の時のこと。

僕が地蔵ガ岳に固執しているのは、上記のような縁(ルーツ)があるからなのです。

さらに、

<観音岳と賽の河原には、幾十基となく在す子福地蔵尊がある。(注、現在はほとんどない)高さ五、六寸から一尺におよぶ地蔵尊は、子宝を求める婦人が、その一体を自家に借り受け祈願をすれば、地蔵尊の霊験はまことにあらたかで子宝を授かるという。その霊験を受けた婦人は、「願返し」と、いう習わしに従い、謝恩のあらわれに地蔵尊を二体として、山上にお返しする信仰が行われている。>

つまり、僕が(なぜか)石仏さまに拘っている因果が、この本には示されているように感じるし、さらに、光一郎さんの写真(カメラ)趣味(の血)が、僕にも流れているのかなぁ、と。ですから、そんなわけで、僕の人生の一区切りは、地蔵ガ岳にあるのです。
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ふたりベートーヴェン

2019-12-18 01:53:01 | 日記
ピンク・フロイドのことを、誰かと共有したくてたまらなくなったので、Ryoちゃんにラインしました。

僕が言いたかったのは、つまり、リチャード・ライトの存在を感じながら聴くという、その気づきこそが、肝なのだ、ということ。


「ECHOES」David Gilmour + Richard Wright and more

↑ このビデオは、その事実を端的に示しています。試しに、針を3分39分に進めて、そこから聴いてみて下さい。ギルモアの流暢なギターと、リックの平凡?なキーボード。ある種の、主役と脇役。なるほど、この程度のフレーズであれば、誰しもが奏でることができるのかもしれません。つまり、真似はできるのでしょう。

けれども、このコンビのあうんの呼吸に焦点をあてますと、ちょいと凄いですよね。どっちがリードで、どっちが伴奏というような、そんな概念を超えているような気がするのです。
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