「ペンタゴン・ペーパーズ」監督=スティーヴン・スピルバーグ
「ボケて幸せな生き方」著者=岡野雄一
大きなメディア、例えば、大手の新聞社に代表されるようなマスコミは、収益を上げるために、記事をつくっている、という側面がありますなぁ。むろん、上げるためだけ、ではないとしても。危機を煽るというのもひとつの方法で、例えば、今日も一日平和な時間が続きましたという紙面では、あまり売れない(はず)。大きな事故や事件はない方がいいけれども、そこに矛盾を抱えている、ということ。
先日、職場の緊急メーティングに参加しました。議題を名付けるならば、「Kさんへの対応を振り返る」というような。さらに、上司がわざわざ我が家まで来て下さって、深夜まで語り尽くしたのでした。僕は、「まぬけ」ですけれども、僕らは、胸を張れます。だから、少なくとも僕は従事しているのだし、きっと僕らには、同じような気持ちがあるのだと信じたい。
<老人ホームで6人死亡、関係者が明かす「ずさんな運営」の実態>
正しくおそれることは難しい。そもそも何が正しいのか。しかし、願わくば、こんなニュースに、脅かされないで欲しい、と願っています。事前に「ずさんな運営」を報道したならば、それこそが「仕事」なのだ、という自覚が、マスコミや僕らにあるのかどうか。日産のゴーン事件もそうですが、発端は内部告発だったわけですから、ねぇ。
ご家族の呵責、自責の念、行き場を失った言葉たちが、「風の舞」の波江野院長に向かうのかどうか、僕にはわかりません。わかりませんけれども、例えば岡野雄一さんであれば、そもそもが、そのような施設にお母さんを入居させる、という判断はしないでしょう。
「ボケて幸せな生き方」著者=岡野雄一
大きなメディア、例えば、大手の新聞社に代表されるようなマスコミは、収益を上げるために、記事をつくっている、という側面がありますなぁ。むろん、上げるためだけ、ではないとしても。危機を煽るというのもひとつの方法で、例えば、今日も一日平和な時間が続きましたという紙面では、あまり売れない(はず)。大きな事故や事件はない方がいいけれども、そこに矛盾を抱えている、ということ。
先日、職場の緊急メーティングに参加しました。議題を名付けるならば、「Kさんへの対応を振り返る」というような。さらに、上司がわざわざ我が家まで来て下さって、深夜まで語り尽くしたのでした。僕は、「まぬけ」ですけれども、僕らは、胸を張れます。だから、少なくとも僕は従事しているのだし、きっと僕らには、同じような気持ちがあるのだと信じたい。
<老人ホームで6人死亡、関係者が明かす「ずさんな運営」の実態>
正しくおそれることは難しい。そもそも何が正しいのか。しかし、願わくば、こんなニュースに、脅かされないで欲しい、と願っています。事前に「ずさんな運営」を報道したならば、それこそが「仕事」なのだ、という自覚が、マスコミや僕らにあるのかどうか。日産のゴーン事件もそうですが、発端は内部告発だったわけですから、ねぇ。
ご家族の呵責、自責の念、行き場を失った言葉たちが、「風の舞」の波江野院長に向かうのかどうか、僕にはわかりません。わかりませんけれども、例えば岡野雄一さんであれば、そもそもが、そのような施設にお母さんを入居させる、という判断はしないでしょう。