お料理まぬ家

なんとなく、テレビをつけたら、イノッチの番組でした。なんとなく、そのまま見ていたら、料理研究家が登場しました。重信初江さん。なんというか、ふっくら（失礼！）していて、見惚れたというか、（その佇まいが）素敵だなぁと思いつつ、見ていました。離婚直後、婚活、お見合いに励んでいた頃、出会い系サイト（苦笑）を通じて、料理研究家の方と繋がったことがあった、ということを思い出しました。その方の写真も、ふっくらされておりました。

美味しい→食べ過ぎる→太る。素敵なサイクルだと私は思います。料理を研究する→試行錯誤する→太る。さらに素敵なサイクルだと私は思います。ですから、当時私は夢想していましたね、料理研究家の夫になることを。

「あんた、これ、食べてみて！　どう？」
「美味しいよ」
「他に感想はないの？」
「う～ん、美味しいものは美味しいんだよ」
「わかった。薄々前から気づいていたんだけど、あんた、舌の感覚ってもんが、欠如してる。そう思って、わざと、塩と砂糖を入れ替えてみたんだ。この料理はね、ポテトチップスに砂糖をかけたような料理なの。ですから、よ～くわかりました。確信しました。あんたの意見が全く参考にならない、ってことが！」

何でも食べたい～♪食べたい～♪何でもおいしい～♪おいしい～♪
記憶して下さい。食卓が「核」であり、「性」であり、「家族」なのです。私にはそんな実感があります。