4月に異動になってから、職場でキャンディーズの「やさしい悪魔」を頻繁に耳にするようになりました。入居者の皆さんがどう思っているのかはわかりませんが、少なくとも私は大いに楽しいんでいます。ま、吉田拓郎の曲だから、ってもあるのかもしれません。が、拓郎のバージョンには何の魅力も感じませんし、「アン・ドゥ・トロワ」だって好きじゃない。そう、この時代の歌謡曲の音って、ブラスとストリングスのアレンジが実に素晴らしいですよね。この現象って、日本独自に音楽的な発展を遂げた稀有な例なのではないでしょうか。よく知りませんが、私は海外で似たようなアレンジを聴いたことがありませんので。
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拓郎の曲に「からっ風のブルース」ってのがあります。これなんか明らかにザ・バンドのパクリ(「LIFE IS A CARNIVAL=アラン・トゥーサンのアレンジ」)ですが、オリジナルを超えていると思います。 岡本おさみさんの歌詞も斬新ですし。紹介したビデオは、まぁシャレってことで。そうそう、今年拓郎は久々にライブを行うようなので、私もチケット争奪戦に参加しますよ!
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5月に入って、なんとまぁ、もう新人さんがひとり辞めちゃったみたいです。まだひと月なのに。残念。非常におこがましい言い方ですが、もしオレが身近にいたら・・・、この時期に辞めさせはしないんだけどな。自分を含めた先輩たちに問題があったとは思いません。けれども、「お前が辞めるなら、オレも辞める」その程度の覚悟はあります。業界全体の損失でもあるわけだし。自分自身を振り返れば、「青春40」の頃、それこそひと月でリタイアしました。でも、あの時はしっかり燃え尽きた感じがありましたよ。
キャンディーズが解散した時の彼女たちって、まだ23~24歳だったわけでしょ。でも、それでも完全に燃え尽きた。凄い!