■行方不明のH氏(第106話) 発表1976年4月
評価 ★★★
依頼人 CIA(アル・ハッチャー/クルス・ブラウン/トーマス・ウエイン)
ターゲット 偽ジェームス・R・ホッファ
報酬 不明
今回弾丸発射数 12/ 通算弾丸発射数 738
今回殺害人数 15/ 通算殺害人数 653
今回まぐわい回数 1/ 通算まぐわい回数 60
<ストーリー>
チームスターズ・ユニオン「ホッファ」委員長の死体に20万ドルの懸賞金がかけられた。KGBは偽ホッファによる攪乱作戦を計画、CIAはこれを阻止すべくゴルゴにアプローチする・・・
<この一言>
さんざん長話をしたあげく・・・これからおれのテストが始まるのか・・・?
<解説>
チームスターズ・ユニオン(トラック運転手組合)のホッファ元委員長が行方不明になった。ホッファは殺害されたと目されており、その死体には20万ドルの懸賞金がかけられていた。KGBは整形手術により偽ホッファを準備、ホッファとマフィア・政界とのつながりを暴露しようとする。この計画を掴んだCIAはゴルゴに偽ホッファの殺害を依頼する。
偽ホッファの写真を見せられた際、ゴルゴは瞬時に偽物と判断する。耳の下の「ケシ粒ほどのホクロ」の有無・筋肉の動きの違いから、真偽を見抜くのだが、ゴルゴの観察力には恐れ入る。
ゴルゴが仕事の前に女と寝ることは、KGBファイルに記載済みのようだ。「何かのジンクスでしょうか?」と大尉に問われたコワルスキー大佐は「ただのジンクスにこだわるような男じゃない。他人には計り知れん彼なりの理由があるのだろう。」と分析している。ちなみに今回ゴルゴは「金色・黄色・黒色」の娼婦のうち、金色を選んでいる。ゴルゴはどのような理由で金色を選択したのだろうか?
第1巻-4『色あせた紋章』 、 第3巻-5『VIAベイルート』 、 第4巻-1『査察シースルー』 に登場したKGB故キニスキー大佐の時計が登場している。
ズキューン
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いまだにホッファの話がアメリカにはあるみたいですね。
それではまた(^O^)/~
恥ずかしながら、カムバッカーさんのコメントを読んでホッファが実在の人物だということを知りました。勉強になります。
ウィキペディアの記事を熟読しましたが、息子が委員長をやっているとか・・・アメリカの暗部ですね
この頃のゴルゴはまだまだロシア語の読唇術が出来なかったんですね(笑)
後のベトナム語だろうが、タミル語だろうが唇の動きで即座に理解してしまう現在のゴルゴに比べるとまだまだ発展途上期のゴルゴを感じさせますね!
読唇術が発展途上(笑)
ゴルゴがまぐわいの最中に「括約筋はロシア女のものだ」と言ったのは74巻でした。読唇術と締まり具合からの判別、どちらを先に身に付けたのでしょうか・・・
さすがKGB、ゴルゴの仕事前にはまぐあいという習慣について調査済みでしたがもう一つ調査しておかなければならなかった事がありました。
まぐわい中のゴルゴを襲撃する作戦はこの話までにも幾度となく試みられては失敗しています。そもそもまぐわい中に腕時計付けたままなんて不自然な事をさせてゴルゴがそれを見逃すなどと考えるのが甘く、無理筋な作戦でしたね。
しかし、ゴルゴはホントすごいですよね。まぐわい中に危険を回避するって、普通できませんよね(笑)