ゴルゴ13総合研究所『俺の背後に立つな!』

ゴルゴ13の全ストーリーを解説

ゴルゴ13第77巻-3汚れた重賞

2007-06-17 23:37:58 | 第076巻~第080巻

■汚れた重賞(第265話) 発表1988年5月

評価   ★★

依頼人  リック・ジェファーソン

ターゲット 競走馬ハーディーリーフ

報酬    不明

今回弾丸発射数      1/ 通算弾丸発射数 1,522

今回殺害人数        0/ 通算殺害人数   1,667

今回まぐわい回数    0/  通算まぐわい回数    90

<ストーリー>
英国伝統のダービーで不正工作の陰謀が。不正を防ぐためゴルゴが受けた依頼内容は・・・

<この一言>
ジャパンD・Nのイワシロだ・・・

<解説>
1780年に始まったイギリス競馬の最高峰レース”ダービー”。毎年6月にエプソム競馬場で開催されるこのダービーで、不正工作が進行していた。

タタミール卿は、20年前のダービーで八百長を企てるも失敗した過去を持つ。この時、英国王室所有馬とタタミール卿の馬が接触し大事故となったが、タタミール卿は王室を逆恨みし、復讐の機会を窺っていた。タタミール卿は獣医と結託し、王室馬「ハーディーリーフ」に薬物投与を行い、ダービー疾走中に骨折させることを計画。この計画を察知した「リック・ジェファーソン」は、伝統のダービーを守るためゴルゴに接触、狙撃を依頼する。

その狙撃の内容は、疾走中のハーディーリーフにホルモン剤を打ち込み、タタミール側が投与した薬物を中和させるというもの。全力疾走中のサラブレッドの1点を狙うという難易度の高い狙撃である。果たしてゴルゴは、依頼通りの狙撃を完遂、タタミール卿の企ては失敗に終わる。

難易度の高い狙撃ではあるが、ゴルゴからすれば朝飯前の内容だろう。ストーリーも淡泊でこれといった見所がない。英国ダービーを扱った作品には第70巻-2『血統の掟』があり、失踪中のサラブレッドの1点を狙い撃つという内容も共通している。新鮮味に乏しい作品だ。

ズキューン

ゴルゴ13 (77) 巻掲載
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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
マリヨ神父さん、こんにちは。 (賛美歌13番)
2011-02-06 12:45:21
マリヨ神父さん、こんにちは。
競馬の番狂わせの裏にゴルゴあり、はその筋では有名なのかもしれません(笑)
返信する
そっかぁ!昭和61年の有馬記念のサクラスターオー... (マリヨ神父)
2011-02-01 18:38:03
そっかぁ!昭和61年の有馬記念のサクラスターオーの骨折事故にはこんな陰謀が隠されていたのかぁ!!
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ペロさん、こんばんは。 (賛美歌13番)
2007-06-19 00:04:27
ペロさん、こんばんは。
>馬は痛くなかったのでしょうか
そうなんですよ。出走直前の注射も、ゴルゴの狙撃注射?も、馬が痛がるはずですよね・・・
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賛美歌13番さんこんにちわ。確かにストーリーは... (ペロ)
2007-06-18 18:56:24
賛美歌13番さんこんにちわ。確かにストーリーは淡泊ですね。取り立てて言うことはありません。それはそうと、打ち込まれたのがホルモン剤とはいえ、馬は痛くなかったのでしょうか?
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