■殺人マニュアル(第378話) 発表1994年12月
評価 ★★
依頼人 なし
ターゲット フランキー・リヴェッツ
報酬 なし
今回弾丸発射数 3/ 通算弾丸発射数 2,073
今回殺害人数 2/ 通算殺害人数 4,228
今回まぐわい回数 0/ 通算まぐわい回数 102
<ストーリー>
ゴルゴの狙撃を真似た模倣犯が出現。模倣犯の狙いは・・・
<この一言>
それはそれこれはこれだ・・・ルールさえ守れば、何をしようと勝手だ・・・じゃあ・・・
<もう一言>
女を一人で帰すのはいいが、入れ違いに見知らぬ客の訪問を許す事になる・・・
<解説>
ゴルゴの殺害方法を真似た殺人事件が連続して発生。イブニング・ニューデリーの新聞記者「ジョージ」を訪れたゴルゴは、模倣犯の調査を依頼する。
ジョージが調査を進めると、被害者には臓器提供手術を受けていたという共通点が浮上する。政財界を中心とした臓器提供倶楽部の存在を察知したゴルゴは、倶楽部の中心人物「O・S・P協会リヴェッツ理事長」に行き着く。リヴェッツを詰問し「フランキー」が模倣犯であること知ったゴルゴは、リヴェッツを殺害しフランキーの元へ向かう。
実の父親リヴェッツを殺害されたフランキーは、仇をとるべくゴルゴに決闘を挑む。ゴルゴ・オタクのフランキーは所詮アマチュアレベル。ゴルゴの不意をついた射撃を披露するも、ゴルゴに見破られ命を落とす。
臓器売買の闇をテーマにした作品であるが、ウラのテーマは「オタク」である。オタク文化が顕在化した時勢を反映し、ゴルゴ・オタクを作中に登場させたのであろう。フランキーが冴えないキャラとして描かれているが、オタクの社会的評価を表している。フランキーも自ら述べているが、「かっこ悪いよ~」というのが作者のオタク総括なのだろう・・・
ズキューン
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ゴルゴンを模倣するとは“いい度胸”していますね。その危険性が分からないということは、所詮アマチュアということでしょうね。
>「かっこ悪いよ~」というのが作者のオタク総括
私も余り良いイメージはありませんが、漫画家やアニメ制作者にとってマニアは“お得意様”なのでは?客は大切にしないといけません。
本日の一句「オタクなら、もっと研究、しなさいよ」
>私も余り良いイメージはありません
同感です。オタクというのとマニアというのでは感じが違いますね~
確かにジョージにもマニア気質があるのでしょうが、やはりプロフェッショナルの有無の差が大きくものをいう事を書きたかったのかもしれない。
作者もプロである以上。
それより個人的には、フランキーに一発逆転のアイデア(所詮成功率2%だが)を提供した彼女、大丈夫だっただろうか?
正直心配です・・・
>フランキーに一発逆転のアイデア(所詮成功率2%だが)を提供した彼女
あ!フランキーの相棒は女性なのでしょうか?私はてっきり男性かと思ってました。『エド』と言う名前で呼ばれていたのと、口調が男っぽいので。よく見ると、ネックレスしてますね。オタクの女性は中性っぽいから(偏見?(笑))、エドは女性かも知れませんね。うーん、新たなる謎のですね(笑)
フランキーの対ゴルゴの勝率を1万分の1(0.01%)から200倍の50分の1(2%)まで引き上げた作戦を提案したエドも、なにげにすごいと思います。