■心霊兵器(第244話) 発表1985年12月
評価 ★★★
依頼人 CIA西ドイツ支部 支部長
ターゲット KGB超能力者フリーマン
報酬 不明
今回弾丸発射数 2/ 通算弾丸発射数 1,372
今回殺害人数 1/ 通算殺害人数 1,471
今回まぐわい回数 0/ 通算まぐわい回数 83
<ストーリー>
西ドイツミサイル基地の管制室で3名の兵士が精神に異常をきたす。CIAはKGBの心霊兵器=超能力者の仕業と考え、ゴルゴに超能力者の狙撃を依頼する・・・
<この一言>
提示した報酬が俺のスイス銀行の口座に振り込まれたのを確認次第仕事にかかろう・・・
<解説>
西ドイツのミサイル基地管制室で、兵士が精神異常をおこしミサイル発射ボタンを押そうとする事故が連続して発生。一連の事故はKGBの超能力者によるマインドコントロールであると睨んだCIAは、超能力者フリーマンの殺害をスナイパー「セバスチャン・カー」に依頼する。しかし、カーは手の痺れを感じて狙撃に失敗、CIAは「心霊兵器」フリーマンの脅威に怯えるが、カーはアルコール中毒で手が痺れているだけであった。CIAは、心霊兵器の真偽を確かめるためゴルゴにフリードマンの殺害を依頼する。
ゴルゴはフリーマンをバルコニーにおびき寄せるため、サブリミナル映像をTV番組に仕込み、難なく狙撃に成功。フリーマンが心霊兵器かどうかの確証を掴めぬままCIAは事件の幕引きを行うが、実は占い師に扮していた女がKGBの心霊兵器で、催眠術により発狂状態を作り出していたのであった。
超能力を題材にした作品には、第58巻-3『テレパス』がある。KGBの超能力研究はかなり進んでいるようだ・・・
ズキューン
ゴルゴ13 (70) 巻掲載
ゴルゴ13 144巻(最新刊)発売
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>カーティス・ルメイ~
強行派、タカ派というのは常に好戦的なのでしょうね。しかし、そのような人物に勲章を贈っているとは・・・
カーティス・ルメイがいるのですが、この人物は、太平洋戦争において「東京大空襲」を始めとした大都市における無差別爆撃を計画した人物です。
また、戦後には航空自衛隊の創設に貢献したとして日本側から勲章を贈られています。
キューバ危機は核を盾にしたチキンレースってのが、怖いですよね。『13デイズ』も見てみたい・・・
この事件を題材にした『13デイズ』という映画があります。
多少、脚色された物語ですが、大部分は史実どおりの作品で、見応えがあります。
畏れ多いコメント、恐縮してしまいます(汗)
>国家資格があると聞きました。もしかすると、軍事目的で研究されていた超能力が、平和利用されているのかも知れません。
うーん、超能力の国家資格。なかなか、興味深いですね。日本にも胡散臭い自己啓発やら、心霊療法などがありますからね。スプーン曲げもできない私には到底手の届かない資格です・・・